いじめは誰が悪い?悪いのは100%「いじめた側」

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昨今のいじめ問題には、本当に心が痛みます。

いじめが露呈するたびに議論されているかと思いますが、「いじめは誰が悪いのか?」という問題について、私個人なりの考えを書かせていただきます。

もし、「いじめられるのは自分が悪いからだろうな」と思い悩んでいる方がいたら、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。
この記事は、そのような方に心を癒してもらうための記事です。

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いじめ問題で悪いのは、100%「いじめた側」

私は「いじめは誰が悪いの?」という疑問に対して、ハッキリと「いじめた側が100%悪い」という考えを持っています。

一方で、「いじめの被害者にはいじめられる原因がある」ということも肯定します。

被害者は、数いる同級生や同僚などの中からいじめの対象に選ばれたわけですから、選ばれたことにはなんらかの原因があるはずです。
いじめる側が、いじめる相手をランダムに選ぶということは少ないと思います。

ただし、「被害者にはいじめられる原因があるんだから、いじめられる人が悪い」という主張には反対です。

「いじめられる原因」は、いじめる側が勝手に作った理由に過ぎない

私自身も幼い頃にいじめを受けましたし、逆にいじめを受けている人を見たこともありますが、いじめられる原因は本当にさまざまです。

  • 容姿・仕草・行動などが気にくわないから
  • 加害者にとってムカつくことを言ったから
  • ケンカ(特に口ゲンカ)で加害者を負かしたから
  • 自分のほうが上の立場だと思わせたかったから
  • いじめても抵抗しないから
  • 嫉妬

だいたい、このような理由が多かったですね。

ただし、たくさんのいじめられる理由を挙げてみましたが、ここに挙げた理由の内容が大切なのではありません。
これらはあくまで「例」です。

本当に注目すべきなのは、いじめの原因は、加害者が「ターゲットをいじめる理由として作りあげたもの」だということです。

この私の考えを説明するために、いくつかのケースを細かく見ていきますね。

容姿・仕草・行動などが原因の場合

いじめの被害者は、誰にでもいじめられているわけではありません。

家族や友人は味方かもしれませんし、味方とまではいえなくとも、被害者を直接いじめる意志がない傍観者もいると思います。

つまり、同じ「いじめの原因」を目の当たりにしても、いじめる人とそうでない人がいる以上、「いじめられる原因」が必ずしもいじめを起こすわけではないのです。

誤解しないでいただきたいのですが、これは、

大勢の人が同じ原因を理由にして被害者をいじめれば、いじめが起きてもしかたがないってこと?

という意味ではありません。

いじめる理由とは、あくまでいじめる側がいじめのきっかけに利用するものであり、それらの理由によっていじめられる側に責任が生じるわけではないという意味です。

いじめの対象に勝てないことが原因の場合

では、

  • 「ケンカに負けたから」
  • 「相手よりも上になりたいから」

という理由でいじめるのはどうでしょうか。

ケンカなどは、いじめの被害者と、加害者のあいだだけに起こったできごとです。
つまり、「他の人は同じ理由で被害者をいじめない」とは言い切れないケースです。

しかし、このような理由で相手をいじめるのは幼稚だと感じます。わざわざ説明する必要もないかと思います。
当然、いじめの被害者に非はありませんよね。

勝てないことを悔しがるのは当然ですし、勝てない相手を憎らしく思うのはしかたがないと思います。
ただ、その鬱憤をいじめという方法で解消しようとするのは、あまりに未熟だと感じてしまいます。

このような理由で誰かをいじめる人がいたら、誰かと自分を比べるのではなく、ぜひ自分独自の価値を知ってほしいと願うばかりです。

いじめの被害者にひどいことをされたのが原因の場合

もっとも意見がわかれるのは、おそらくこの場合ではないでしょうか。

たまに、

  • 「いじめられたことを理由にいじめ返した」
  • 「ムカつくことを言われたからいじめた」

など、報復が理由でいじめが起きるケースがみられますよね。

報復の原因になるできごとが本当だった場合、いじめられた側が悪くないとは言えません。
因果応報と思われる方も多いと思いますし、私も、いじめられた側にも非があると思います。

しかし、いじめを起こしてしまった以上、あくまで、いじめ問題において、悪いのはいじめた側です。

なぜなら、この「被害を受けたから」という理由も、いじめる側がいじめを起こす原因として利用した理由にすぎないからです。

ひどいことを言われたら、すべての人が、ひどいことを言った相手を必ずいじめ返すよ!

なんてことはありませんよね?

傷ついて心を閉ざしたり、「自分はあんなひどいことを言わない人間になろう」と思ったり、相手に言い返したり…。
その反応はさまざまです。

つまり、必ずしも、ひどいことを言われたらいじめが起きるというわけではないのです。容姿や行動が原因のケースと、理屈は一緒です。

いじめの原因は、あくまで加害者が作り出して利用するものです。
いじめの被害者が、いじめられるきっかけを作るわけではないのです。

ただし、この「相手にもひどいことをされた」という理由の場合、いじめ問題の外では、被害者にも悪いところがあるとは思います。

両者とも、いじめという選択肢以外で問題を解決できれば、それが1番よい形ではないかと思います。

大切なのは、「いじめは誰の責任か」よりも「どうしたらいいのか」

あらゆる問題の解決においてよく言われることかとは思いますが、いじめでも、大切なのは

「いじめが起きたのは誰のせいか」

ということよりも、

「どうやっていじめを解決したらいいのか」

ということだと私は思います。

いじめ問題が露呈すると、鬼の首を取ったように学校関係者などが叱責を受けますし、私も今回、いじめで悩んだことがある方に向けて、「誰が悪いのか」というテーマにあえてスポットを当てて記事を書きました。

でも、ここまで記事を書いておいてなんなのですが、いじめ問題において、「誰のせいか」はあまり重要じゃないと思います。

物事をスムーズに進めるために責任の所在を明確にすることは大切ですが、問題を解決するためには、いじめの現場を深く分析するほうがよほど効果的ではないでしょうか。

いじめは、心身共に一生残りかねない傷を負わせる行為です。
その傷の深さは、いじめられた人にしかわからないでしょう。

特に学生のいじめについては、

たかが子供時代のいじめが、大人になってまで影響するかよ。

と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。

たしかに、身体的な傷や、壊された持ち物などの物理的な被害はあまり残らないかもしれません。

しかし、心の傷は残ります。
そして、その心の傷は、いじめの被害者が良好な人間関係を形成する妨げになることもあります

自分たちが物事をスムーズに進めることばかり考えず、いじめの現場を解決することに力を入れる大人が増えることを切に望んでいます。

まとめ:いじめの原因は、加害者が勝手に利用するもの

どんな理由であろうと、いじめにおいて悪いのは、100%いじめた側です。
いじめの加害者が、勝手に「いじめの原因」を作り出して利用しているのです。

  • 「いじめられた私にも悪いところがある」と思い、その結果助けを求められなかった
  • いじめを受け入れてしまった

という方がいたら、この記事を読んで少しでもラクになってくれれば嬉しいです。

読んでいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人
Anna

毒親育ちのAnnaです。

いわゆる「パワハラ上司」のような祖父母・両親のもとで育ち、その毒親たちの影響で人間関係に疲れ、抑うつ・無職などを経験しました。

今は、毒親との絶縁に成功し、バイトしながら在宅Webライターとして穏やかに暮らしています。

「甘え」「親不孝」など世間の厳しい言葉はとりあえず置いておいて、100%毒親育ちサイドに立って発信していきます。

おいしいおつまみと大好きなお酒さえあれば、その日あったイヤなことはたいていどうでもよくなる体質です。

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