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毒親育ちは結婚できない?毒親育ち専用のメンタルブロックを消す方法

 



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いつかは結婚したいと思っていたけど、いざ結婚となると気持ちが晴れない。
どうしてだろう…?

毒親育ちの私に結婚なんてできるのかな。

毒親育ちにお話を聞いていると、男女ともに、なにかしらのメンタルブロックが原因で結婚につまずくことが多いように感じます。
「モテない」とか「生活力がない」などではなく、毒親家庭に育ったことが結婚に悪影響を与えているケースもかなりあるようです。

そのため、メンタルの側面から、急遽毒親育ちの結婚について記事を書いてみました。
きっと、どうして「自分は結婚できない」と思ってしまうのかなんとなく見えてくると思います。

問題から解放されるために、まずはゆっくり、自分の心の中を整理していきましょう。

この記事では、「毒親が結婚を許可してくれない」という物理的な問題についてはふれていません。
そちらについては、後日あらためて記事にしたいと思います。

毒親育ちが結婚できない理由

はじめにお断りしておきますが、毒親育ちだってもちろん結婚できます

たしかに、結婚でつまずく毒親育ちは多いように思えます。
その一方で、実際に毒親育ちでご結婚している方はたくさんいます。

だから、

毒親のもとで育った自分は結婚なんてできないんだ…。

と悲観する必要はまったくないので安心してくださいね。

ちなみに、私自身は未婚で、今後もまず結婚はしないつもりなので、正直言って「私はこうやって結婚できたぞ!」という成功体験を語ることはできません。
でも、毒親育ちが自分の望む未来に進むためのヒントをご提供することはできるので、その観点からお話していきます。

では、本題に入ります。

毒親育ちの場合、なんらかのメンタルブロックが原因で「結婚したいけどできない」という状態になっている方もめずらしくありません。
これは、メンタルが強いとか弱いとかそういう問題じゃありません。

私は結婚できないんだ…!

と、毒親家庭で育つうちに思いこんでしまっているのです。

この場合は、当然ですが、自分の意識さえ変えてしまえばラクになることが多いです。

すぐに意識を変えるのは難しいかもしれませんが、その「意識」を変えるきっかけになりそうなお話を3つご紹介していきます。

【ケース1】「家庭」に対するメンタルブロック

毒親育ちは心地よい家庭環境で過ごしていないので、どちらかというと「家庭」にはマイナスイメージがある方も多いと思います(かくいう私も「家庭=檻」みたいなイメージがあります 笑)。
その家庭へのマイナスイメージが、結婚へ踏み出す気持ちをジャマしているわけです。

結婚したいけど、家庭を築くって少し不安…。
なんか結婚するのが怖い。

これは、本当にムリもないお話です。

普通なら、

家庭=

  • 安心できる場所
  • 居場所
  • 「自分」を1番出せる場所

のはずなのですが、毒親育ちの場合は、

家庭=

  • 毒親に怯える不安な場所
  • 居場所がない
  • 「自分」を隠してやりすごす場所

と、本来とは真逆の価値観をもってしまっています。
こんな状態で楽観的に家庭を築けるならむしろスゴすぎです。笑

まず、家庭とは、本来「居場所」や「自分を出せる場所」などであることを覚えておいてください。
ここの意識が変わらないと、どんなにすばらしい相手と結婚しても苦しい思いをしてしまいます。

もちろん、今すぐ意識が変わらなくても問題ありません。
そんなに一瞬で変わるなら苦労しませんよね。

とりあえず今は、「家庭=自分の居場所」ということを頭の片隅に入れておいて、次に、ちょっといったん冷静になって結婚する相手をよく観察してみてください。
あなたが結婚しようとしている相手は、本来の家庭である「居場所」「安心できる場所」を一緒に作ってくれるのか。

それは大丈夫だとは思うけど…。

そんなの、正確に見極められたら苦労しないよ。

と思うのであれば、

  • 「家庭を築くことに不安がある」(「あなたと」家庭を築くのが不安、はもちろんNG!)
  • 「家庭というものに不安があるのは、過去に毒親の家庭で〇〇ってことがあったから

と相手に伝えてみるのも手です。

勇気がいるかもしれませんが、本当にパートナーを大切にしてくれる相手であれば、きっとメンタルブロックをやわらげようと力になってくれるはずです。

【ケース2】「結婚」そのものに対するメンタルブロック

結婚の意思があるにもかかわらず、「結婚」にたいしてメンタルブロックを持っている方もいます。

結婚にメンタルブロックがある場合は、「私は幸せになっちゃいけない(なるのが怖い)」という考え方が根底にあることが多いです。
中には、人に相談したら「幸せになっていいに決まってるじゃな~い!」と一言明るく言われて終了し、途方に暮れたという方もいます(相手も悪気はゼロだと思いますが)。

なぜこんなメンタルブロックがあるかというと、本来必要なぶん以上に罪悪感があるからです。
この罪悪感には、過去に毒親から受けた心の傷が深く関係しています。

ほんの一部の例ですが、毒親に

ロクに手伝いもできないし、元気もなくて暗いし。
アンタはいつも迷惑ばっかりかけてるね!

あなたばっかり楽しそうね。
私を犠牲にして、あなたはのうのうと幸せになるの?

など、昔からずっと罪悪感を植えつけられていると、そりゃ「私は幸せになっちゃいけない」という発想にもなります。
だから、結婚という幸せに踏み切るのが難しくなってしまうのです。

自分が「幸せになっちゃいけない」と思ってしまうのは、毒親に罪悪感を植えつけられたせいである可能性が高いということを知っておいてください。

自分が幸せになっていいのかどうかではなく、「幸せになりたいか」にフォーカスを向けてみるのも大切です。
もし「幸せになりたい」と思ったのであれば、その気持ちは誰にも止めることなんてできないと思います。

それでも、「どうしても自分が許せない」「自分は幸せになっちゃいけない」と思うのであれば、まずは、結婚生活で相手を幸せにすることが1番の罪滅ぼしだと考えてみるのもアリかもしれません。
もちろん、押しつけがましくならないようにする必要はありますが。

▼ 罪悪感に関しては、こちらの記事も参考になれば幸いです。

【ケース3】「異性」に対するメンタルブロック

結婚以前に、異性に対してメンタルブロックがある場合もあります。

まあ、よほど恋愛に慣れてるとか自分に自信があるとかじゃないかぎり、好きな異性に対してぎこちなくなることは誰でもあると思います。笑

でも、毒親育ちの場合は、異性に対して

  • 恐怖心(何をしてくるかわからなくて怖い、など)
  • 羞恥心(自分を見せるのが恥ずかしい、どう思われるか気になる、など)
  • 猜疑心(裏切られるんじゃないか、浮気するんじゃないか、など)

が普通よりも強いことが多く、異性との関係を築くのに苦労する場合もあります。

異性に対するメンタルブロックは、異性の毒親が原因を作っていることが多いです。

たとえば、毒父が暴力をふるったりよく怒鳴ったりした場合は、娘の頭の中に「男性=怖いもの」という図式ができあがってしまう可能性があります。
逆ももちろん同じで、毒母がヒステリーで浮気していたという場合は、息子の中で「女性=ヒステリックで浮気するもの」という図式ができてしまい、恋愛に消極的になってしまうこともあります。

もちろん、世の中すべての男性が暴力的で支配的だなんてことはありませんし、女性だってみんながヒステリーで浮気するというわけでもありません。
でも、毒親育ちは、毒親の影響で異性へのマイナスイメージが頭にこびりついており、どうしても「みんな男(女)はそうなんだろうな」と思ってしまいがちです。

この問題にたいして1番やっちゃいけないのは、相手に期待するということです。

たとえば、「怖い男性はトラウマ」「浮気する女性はイヤだ」というとき、

じゃあ、オレは絶対浮気しなさそうな清純な女性と結婚する!

いつも笑顔な優しい男性を見つけなきゃ!

と相手に期待する方もいるかもしれませんが、こういう発想は個人的にあまりオススメできないです。

別に、「人間は裏切る生き物だから期待してもしょうがない」と達観しているわけではありません。

相手に期待すると、期待しながらも、

(この人はずっと浮気しないよね…?)

(この人はいつも優しいよね…?)

と、いつもなんとなく不安を抱えつづけてしまい、異性への不安やトラウマがなかなか解消しないからです。

大切なのは、自立して生きることです。

もちろん、「結婚せず生きていけ」という意味ではありません。
結婚していても、あくまで1人の人間として自立していれば、異性への不安やトラウマも次第に解消されていきます。

ひとりで生きていけるふたりが、それでも一緒にいるのが夫婦だと思う

ティファニーの有名なキャッチコピーです。
私がこのキャッチコピーを好きなのもありますが、これ本当に真理だと思うんですよ。

結婚するパートナーは「自分を幸せにしてくれる人」「トラウマを解消してくれる人」ででもいいのですが、あくまで「お互いの人生を隣で一緒にそれぞれ歩いていく人」だと考えたほうが心もラクになります。
見出しの写真みたいに並走しているレールの上をそれぞれ歩いていく、みたいなイメージですね。

もちろん、「自立していれば暴力をふられることも浮気されることもない!」というわけではないでしょう。

それでも、相手に期待することをやめれば、自立していれば、

彼女だって人間だ。何かのきっかけで浮気する可能性だってある。
でも、彼女に浮気されたらオレは死ぬほどつらくなる。
じゃあそのときは、自分の身の振りをこうしよう。

彼だって、余裕がないときは私にひどいことをしてしまうかもしれない。
もし彼に暴力をふられたりひどいことを言われたりしたら、私はこうするんだ。

と、自分がとるべき行動について考えることができます。

もちろん、いざ浮気されたり暴言を言われたりしたらものすごくショックを受けるでしょう。
でも、自分がとるべき行動を決めておけば、普段から異性のありように振り回されず生きていくことができます

異性に振り回されず生きることが、異性へのメンタルブロックを解消するもっともよい方法だと私は思います。

まとめ:毒親育ちは「結婚できないと思う理由」を知ろう

精神的な理由で結婚に悩む毒親育ちは、自分がどんなことにメンタルブロックを持っているのか具体的に考えてみてください。
そうすると、だいたい

  • 家庭
  • 結婚そのもの、または幸せ
  • 異性

の3つのどれかに分類されるのではないでしょうか。

そもそも、結婚生活や家庭のことはあなたと結婚相手が長い時間をかけて決めていくことなので、本当なら、毒親やあなたの過去は関係ありません。
家庭がどういったものになるか、結婚が幸せなものになるかどうかは、すべてあなたと結婚相手しだいなのですから、毒親の影響なんかにふり回される必要なんてないんですよ。

みなさんが幸せな結婚生活を送ることができるよう祈っております。

コメント

  1. Annaさん初めまして。

    私は今33才で、27才の時になんとな実家を出て、ひとり暮らしは天国だ〜✨
    と思ってましたが、気持ちはいまだ家の支配から抜け出せていないんだなと、記事を読んでショックを受けました。。

    3つのメンタルブロック見事にあてはまり笑
    幼い頃から、自分には結婚や出産は無関係だと感じていたのが不思議でした。
    人に対して無意識でバリアを張ってしまったり、恋人など身近な相手に必要以上に不安をもったり、疑い深くなるねは、わたし自身のトラウマを解消できていないんだと知ることができました。

    私自身が分からなかった辛さや、
    モヤモヤやを代弁してくれてるようで、読んでいて自然と涙がでます。

    読み終えると、すっきりして
    自分次第でどうにでもなるんだなと
    気楽になれました。
    ありがとうございます。

    すこしずつでいいから、
    無意識の不安を安心にかえていきたいです。

    長くなりましたが、、
    Annaさんとここを訪れる方々が、
    笑顔で自分らしくいられるように!

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