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毒親育ちあるあるエピソード集 Vol.2

 



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今日は、だいぶ前に書いた毒親育ちあるあるエピソードの続きを書いてみたいと思います。

毒親育ちの読者様に、共感して元気になっていただけたらなと思います。

 毒親育ちあるあるエピソードVol.2

前回は4つほどエピソードをご紹介したので、今回は「エピソード5」から書いていきます。

かなり生々しいセリフなども書き起こしているので、今ひどく落ちこんでいるという方は見ないほうがいいかもしれません。
皮肉たっぷりのホームドラマを見るような、気軽な感じで見ていただけたらと思います。

【エピソード5】新しいことを始めようとすると毒親に大騒ぎされる

筋トレなどの新しい習慣を始めようとしたり、新しい趣味に挑戦しようとしたりすることは誰にでもありますよね。
毒親は、子供がそんな新しいことを始めようとしたとき、いちいちツッコミを入れて大騒ぎしてきませんか?

もちろん、

  • 元手がないのに巨額の投資を始める
  • タバコを吸い始める

などであれば、どんな親でも心配すると思います。

しかし毒親は、

  • 毎日のストレッチを始める
  • 趣味で裁縫を始める

などのような、ほぼ無害なイベントにも敏感に反応して大騒ぎしてきます。
しかも、毒親の場合は、必ずといってよいほど批判・否定する方向に大騒ぎしてきます。

例えば、「あ、ストレッチ始めたの?」のように反応するだけなら家族同士よくあることでしょう。
一方で、毒親の場合は、

毎日のストレッチなんてどうせ続かないでしょ。

何やってんの!?好きな人でもできたの?誰!?
(毒親の中で確定事項として話が進む)

ストレッチやると骨盤がゆがむらしいよ。

などのように、平たく言えばテンションが下がる言い方で反応してきます。
やる気の減退を他人のせいにするわけではありませんが、モチベーションが下がりかねない言い方であるのは事実です。

「どうせ続かない」という類の言葉は、普通の家族同士でも言うことかもしれません。
しかし毒親の場合は、冗談半分ではなく、

ほら、最近やらなくなったでしょ?根性ないね。

アンタはどうせ何をやっても続かないもんね。

少しは有言実行できる人になろうよ。

アンタは意志が弱すぎる!継続は力なり!!

人格否定とともに批判されるので、いろいろなことに挑戦するのが難しくなります(ストレッチくらい気軽にやらせて 笑)。
しまいには、テンションが下がるだけではなく、新しいことに挑戦する気持ちそのものが減退していきます

私自身、何かちょっと新しいことをするたびに家族から大騒ぎされていたので、新しいことを始めるときは絶対家族にバレないようにするクセがつきました。
毒親の影響で保守的になりすぎたくないものですよね。

【エピソード6】2人っきりになると、毒親が急に手のひらを返してくる

これは特に毒母にみられる傾向かと思います。

毒母は、夫や他人の前では「いいんじゃない?」と同意してくれていても、子供と2人っきりになると、

アンタはああ言っていたけどね、私はずっとどうかと思っていたんだよ。

急に手のひらを返してくることがあります。
私の場合、母に強くその傾向がありました。

例えば、私が「理系の大学に進みたい」と家族全員の前で伝えたとき、母が「いいんじゃない」と同意してくれたことがありました。

しかし、私と2人っきりになると、母から急に

アンタは「理系の大学に行きたい」って言ってたけどね…。
私はね、本当は心の中でずっとどうかと思ってたよ。

と平気で言われました。

毒親の言葉は、他人がその場にいるかどうかでコロコロと変わることが多いのでとても信用できません。
私は、この世でもっとも信頼できないのは自分の親だと思っています(もちろん、普通の親御さんは別です)。

毒親の言うことにいちいちふり回されないよう、話半分に聞いておいたほうがいいかもしれませんね。

【エピソード7】毒親がたくさんグチを言ってくる

epi7

私は最近知ったのですが、普通の親は、子供に面と向かってグチを言うことは滅多にないそうですね。
本当に驚きました。

私の母は、当たり前のように、幼稚園児~学生だった私に対してほぼ毎日グチをこぼしてきました。
私本人へのグチのときもありましたが、たいていは他の誰かにたいするグチです。

ババア(姑)がイヤミを言ってきた!ムカつく!
あなたたちは私の味方よね!?

じいさん(舅)が歩きタバコをやめてくれない!
どうしたらいいかアンタらも考えなさい!!

いそがしくて自分の時間がないなぁ。
アンタたち子供は、ヒマでいーねぇー。

めんどくささ120%の下品なグチばかりですね。笑
わりとマジメな話、赤ら顔になりながらヒステリーを起こす母を思い出して悲しいため息が出ます。

でも、子供の頃の私は「家族なんだからグチを聞いてあげなきゃ」と思っていました。
母も、私がグチを聞かされてイヤそうな顔をすると、

私だって大変なんだから聞いてよ!!同じ家族でしょ!!
アンタだけのうのうと知らんぷりするの!?

とヒステリー気味に怒鳴ってきました。

私個人としても、たしかに祖父の歩きタバコなどには実害を感じていました。
でも、それよりも、「家族の振るまいが母のグチの原因になること」のほうがしんどくてイヤでした。

母の剣幕を思い出すだけで、どうしようもない涙が浮かんできます。
「やっぱり同じ家族の問題だから、きちんと聞かなきゃいけないよね」と思い、当時の私は失意のどん底にいました。

まあ、本当はまったく聞く必要はないんですけどね。

【エピソード8】部屋にカギをつけようとすると毒親がキレる

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私が大学生の頃、友人の実家に遊びに行ったとき、友人の部屋のドアにカギがついているのを見て驚いたことがあります。

いいなぁ。
ドアにカギなんかつけて、親に怒られないの?

と私が尋ねると、友人は

え?怒られるわけないじゃん。
カギがあるのは当然だよ。

と返してきました。

私の母は、子供部屋にカギをつけようとすると、

何で開かないようにすんのよ!?
私に入ってくんなってこと!?めんどくさい!!

と激昂していたので、実家の私の部屋にはカギがありません。

部屋にカギをつけることが許されなかった私は、「せめてノックして」と何度か母にお願いしました。

その結果、たしかに母は一時期ノックしてくれるようになりました。
でも、ノックした直後、私が返事もしないうちにドアを開けてズカズカと部屋に入ってくるんです。

私は「それじゃノックの意味がないじゃん!!」と当然のように主張したのですが、母は、

だって、返事を待つのは面倒くさい。
そもそも私は忙しいから、返事なんて待てないのよ。

と私の主張を一蹴しました。

形だけノックして間髪いれず部屋に入ってくるのでは、ノックなしで部屋に入ってくるのとなんら変わりないですよね。
それに、いくら忙しいとはいえ、たった数秒の返事すら待つ時間がないとは思えません。

その後も、

忙しくて返事が待てないなら、お母さんの仕事を手伝うから。
だから、間髪いれず部屋に入ってくるのはやめて。

とお願いしました(今考えると毒母の思うつぼですね 笑)。

しかし、いくら私が母の仕事を手伝っても、母は最初の1~2回だけしか約束を守ってくれません。
結局、もとどおり、無許可で部屋に入ってくる母に戻ってしまうのです。

ただし、毒親育ちの方ならご理解くださると思いますが、毒母に「最初の1~2回だけしか約束を守ってくれてないじゃん」と指摘してもムダです。
子供が反抗すれば毒親は延々と反撃し、ついには

ノックしてから親を部屋に入らせるなんて非常識だ!

と、約束の内容自体を否定してくる。
それが毒親なのです。

私の家では、母の気がすむまで私が1人になることは許されませんでした。
母が子供部屋までドシドシと私を追いかけてきて、私が気持ちを整理する間もなく、延々と母の主張を叫ばれていましたね…。笑

まとめ:毒親育ちにしかわからないエピソード

一見普通の家庭にありがちなエピソードだけど、詳しくヒモ解いてみるとやっぱりちょっとどこかおかしい

また気が向いたら、そんな「毒親育ちにしかわからないような毒親エピソード」を書こうと思います。

記事をご覧いただき、ありがとうございました。

コメント

  1. 毒親という言葉を聞き、自分の母もそうかもしれないと思い調べているうちにこのサイトにたどり着きました。共感しすぎて涙が出そうです。特に愚痴の部分はまさにその通りです。あとわたしは私が人間関係について愚痴をこぼしたときは全力で否定されたりもしました笑
    来年から大学生なので、独り暮らしなどをきっかけに距離を置きたいものです…。

    • コメントいただきありがとうございます。
      当ブログ管理人のAnnaです。

      あやめさんのお母様は、愚痴をこぼしてくるなど、
      あやめさんにとってとても苦痛なことをずっとしてきたのですね。

      毒親は、自分の愚痴は聞いてくれないと怒るのに、
      子供の愚痴は平気で全力否定しますよね。

      私も、母に人間関係で相談したとき、
      「アンタが弱いから悩むんだ」
      「繊細すぎ!気にしすぎ!」
      などの言葉ですべてを否定されてきたので、
      あやめさんのお気持ちが分かります。

      あやめさんは来年から大学生なのですね。
      もしお母様と距離を置けるのであれば、
      毒親のいない空間の心地よさを存分に味わってください。笑

  2. 私のお母さんも毒親かもしれません。ほとんどのことに共感できて、こういう母親は自分の家庭だけじゃないんだって思うと心が少し軽くなりました。小さい頃からずっと悩んで苦しかったので、このサイトにたどり着けて本当に良かったです。

    • コメントいただきありがとうございます。
      当ブログ管理人のAnnaです。

      sinoさんは、小さい頃からお母様との関係がうまくいかず、
      ずっと悩み苦しまれてきたのですね。

      その苦しさは、言葉で言い表すことができないような
      つらい苦しさだったのではないかと推察します。

      私のブログでsinoさんのお気持ちが軽くなったのであれば幸いです。
      家庭のことで悩む方は結構多いので、安心してくださいね。

  3. ワタシの母も毒親だとここ10年ぐらいで気づきました。一人っ子で育ち古い家だったので、お婿さんをとってこの家を継ぐんだとずっと言われてたのでそういうものだと思っていました。ただ、自分が大人になり、子供を持ち同居しし始めるとかなりの毒親だという事に気づき、同居してくれている主人や子供たちにも申し訳ないなと思うこともしばしばです。自分では愚痴ばかり、体面を気にする ほかほか コチラを読んで思い当たることばかりでした。その血が私にも流れていると思うとドキッとします。だから、きちんとした意見を持ってくれている父には長生きしてもらいたいと思っています。

  4. 書かれてる殆どを体験しました。
    あるある!と顔をしかめつつ読みました。

    容姿、内面に関する中傷、髪は適当に短く切られ服を買ってもらえず冬は満足に防寒もできない(そのことで小学校ではいじめにも遭った)高校に入りバイトしようとすると「金を持つと非行に走る」
    お小遣いは無くプライバシーもない。
    妹弟と扱いに差があり実家では常にバカにされる存在でした。毒親は世間的に軽んじられがちですが、人の尊厳に根差す深い問題です。
    家出して13年目、一度も実家戻りたいと考えたことがありません。
    自由万歳ヽ(´▽`)/!

  5. 自分の親は毒親じゃないと思いつつ、もしかしたら毒親かもしれない、と思ってこちらのサイトにたどり着きました。
    あぁ、当てはまる、と思うことが多くて、悲しい気持ちです。
    結婚を許してくれなかったり、プライベートに踏み込んできたり、他人の悪口や見下すような発言を言ってきたりと、もううんざりだと思ってます。
    どうにか円満に距離をおきたいと思うのですが、難しくて、、。
    もう少し、こちらのサイトで勉強したいと思います。

  6. エピソード8、共感ができすぎます!
    父親の私室は鍵付きの部屋にしていたのなぁ…笑
    私も鍵を付けることを一蹴されて部屋が鍵無しだったクチです。
    親が上がり込んでくると他の出口がないので逃げられず、戦時下で防衛ラインを越えられて家に侵略された民間人ってこんな気分なのかなぁ…とか思っていたのを思い出しました。(不謹慎ではないと思いますホント)
    今は別居したので過去形になったのがありがたいです。

  7. 母が毒親です。片付けができない女でほっとけばゴミ部屋、捨てようとすると大半キレるので自分の生活スペースだけ綺麗にしてます。自分が大人になってほぼ諦めに近い許容ができていたのですが、去年大好きな父が亡くなってしまい二人だけの生活になったら我慢の限界がきてしまいました。母も父が死んで悲しんでいたのに本当に何も変わらなくて、この人ほんとクズだなって。
    エピ7・8がわかりすぎました。私は家族に愚痴言いたいとはまったく思わないし、友達はいいけど母の愚痴聞かされても微塵も興味ないので苦痛です。部屋の鍵閉めると開けるまでガチャガチャやってくるので恐怖です、私にプライベートはないんだなと思い知らされます。
    ずっと出たいと思いつつ金銭面と、最近母が病気で入院して退院したばかりというのもあり渋ってましたが記事読んでて今後も一緒に暮らしていったら私の心がどっかで折れると思ったので一人暮らし真剣に考えようと思います。

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