1人暮らししたいけど、毒親が別居先に押しかけてきそうで怖い…。
毒親と別居中。
でも、毒親のキゲンを損ねたら家に押しかけられそうだから、結局毒親に従うしかないよ…。
上記のような悩みを解決するためのページです。
毒親と離れて暮らしていても、毒親が、子供の事情もおかまいなく勝手に家へ訪ねてくるケースはかなり多いようです。
それ以前に、「毒親が家に押しかけてくるかも…」と不安になり、別居するのに二の足を踏んでしまうという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、別居先に毒親が押しかけてきたときの対処法と予防策についてご紹介します。
毒親を家に入れないための予防策
では、毒親を家に入れないための予防策のほうからご紹介します。
まず大前提として、毒親が家に来ても、絶対に中に入れないでください。
このスタンスをつらぬいてください。
毒親が、
遠路はるばる苦労してせっかく来たのに追い払うのか!?
子供として冷たすぎるぞ!
仕事をムリに休んで来たんだぞ!
などのように言おうと、決して家の中に入れてはいけません。
▼ 一応、毒親の責めが怖い方のために、毒親に言葉で押し切られないためのヒントが書かれたページもご紹介しておきます。
「とにかく家に入れない」ということを前提に、毒親の侵入を未然に防ぐ2つの予防策をご紹介します。
【予防策1】合いカギを渡さない
このサイト内でも何度か書いていますが、毒親に合いカギを渡してはいけません。
「カギ」というバリアがあれば、たとえ毒親が鬼の形相で押しかけてきても、物理的に家が自分を守ってくれます。
さすがに、ドアを壊して侵入できる毒親はそうそういないはずです。笑
しかし、別居するとき、
毒親からしつこく合いカギを要求された…。
「合いカギを渡せ」ってせまられて、怖くて…。
などの理由で、しかたなしに合いカギを渡してしまうケースもあるでしょう。
もし合いカギを渡してしまったら、お金はかかりますが、後ほど事業者さんに頼んでカギを換えてもらいましょう。
賃貸の場合はカギを換えてもいいかどうか大家さんに相談する必要がありますが、たいていは「自腹」という条件で交換させてもらえるそうです。
▼ ちなみに、実際に私が利用させていただいたカギ交換サービスはこちらです。
【予防策2】「勝手に来られるのはイヤだ」とハッキリ伝える
意外なことに、毒親は、子供がイヤがっていることに気がつかず、好意で家に押しかけていることもよくあります。
こちらが本気で迷惑しているのに、毒親は、
大人になったからって照れちゃって~。
なにか家に見せられないものでもあんの?
親子なんだから、隠しごとはナシでしょ。
親が来るんだから当然受け入れるはず!
なんて能天気に考えていることもめずらしくありません。
そのため、毒親が家に来ることになったら、「勝手に家へ来てほしくない」という意思をハッキリと伝えましょう。
「家に来るな」と伝えるときは、毒親への罵詈雑言などを言うのはガマンして、
ということのみをシンプルに伝えましょう。
笑いながら軽い感じで言ったりすると、毒親は上記のように「またまたぁ~♪」というノリで子供の気持ちを無視するので、真剣な声音と表情で伝えてください。
毒親が別居先に押しかけてきたときの対処法
次は、予防策もむなしく、毒親が家に実際来てしまったときの対処法についてお話します。
もし、前の項目でご紹介した予防策をとっても毒親が押しかけてきたときは、とにかくカギを開けないようにしましょう。
家に入れるのを拒否していると、毒親によっては、わめきだして近所迷惑になるかもしれません。
それでも、とてもつらくて恐ろしいかもしれませんが、何とかガマンして玄関を開けないようにしましょう。
ご近所の方には騒音で非常に申し訳ないのですが、こちらは人生の自由がかかっています。
1度侵入を許してしまえば、毒親はまた同じように押しかけてくるので、とにかく家に入れるのを拒否しましょう。
何十分も怒鳴り続けていられる人はそうそういないので、少しガマンすれば、毒親も迷惑行為はやめるはずです。
家の前にいる毒親がどうしても怖いときは?
家の前で怒鳴りつづけてる毒親が怖くて怖くてたまらない…。
という方は、カギを開けずに、親子の問題を理解してくれる友人か無料相談所にでも電話しましょう。
ただし、友人や相談所に問題を解決してもらうのが目的ではありません。
「味方の誰かとつながっている」と実感し、冷静さを取り戻すのが目的です。
毒親が帰るまで拒否しつづければ、毒親は「この子は家に入れてくれない」と学習するので家に押しかけなくなってきます。
すでに何度か毒親の侵入を許している場合は?
今まで毒親の侵入を許しちゃってたけど、もう手遅れ…?
と思っている方は、安心してください。
「家に来られたら本気でイヤだ」ということを真剣に毒親へ伝え、実際に家に入ることを拒否するのは今日からでもできます。
その場合、毒親は態度を急変させた子供に驚きますが、
もうやめて。
と伝えればOKです。
まとめ:とにかく毒親を家に入れてはいけない
1度毒親の侵入を許すと、
「行けば家に入れてくれる」
と、おぞましい考えを持たれます。笑
しかし、ムリヤリ家に押しかけてくる毒親を拒否するのはとても恐ろしいものですよね。
その恐ろしさを和らげてくれるのは、物理的に侵入できないという安心感です。
家に入ることができるカギを毒親に持たせないようにしましょう。
コメント
本当に、どこから読んでも、どれを読んでも、間違いなく明らかに『毒親育ち』です!もう、特にウチの母は4つの条件全てを満たす、完璧な毒母!いやー…こんなの初めてです。分かってくれる他人に出会えて、本当に救われました(T_T)
あまりにもドンズバな(→アンミカさん風(笑))事ばかり書かれていて、もう、悲しみを通り越して笑うしかありません!
私は同じ境遇で育った弟とは仲が良く、2人で協力してそれぞれ実家を出て別居、カギを取り上げ、一切連絡を絶つ事に成功しました。でもやはり結婚や同棲は、夢のまた夢だと思っている部分が残っていましたが、最近知り合った、それぞれ50代(毒父母育ち、初婚女性)と60代(再婚男性)で入籍し(普段は別姓で生活しています)、お二人にはお子さんはいらっしゃらないのですが、赤の他人の私を『娘です!』と紹介して下さるほど可愛がって下さるご夫婦に出会い、お互いに自立して生活している姿を見て、「こういう夫婦の形もあるのなら、私も結婚できるかもしれない…」と思うようになり、自分の生い立ちも正直に伝えているので、こちらのご夫婦の家の方が、今や私の実家のように居心地が良くて、本当に感謝しています。
今、悩んでいる人へ。誰に何を言われようが、自分が幸せになることは、何も悪いことではありません!苦しい、辛い経験から、逃げて下さい!未来は絶対変えられます!…という私も、知人の紹介で人生相談しに、初めて日蓮宗のお寺に行ったら『毒母にしたのはあなたのせいだから、因果応報。仕方ない。許しなさい。』と言われ、3時間、どれだけ酷かったかを語り尽くしても、私が全ての原因、と全否定され玉砕!顔には出さずに、内心めっちゃブチ切れて帰宅しましたよ(笑)私にとっては謝って欲しくもなければ、親を許すとか許さないとか、もはやどうでもいいんです!毒親育ちじゃない奴(和尚に対して失礼だけど、我慢の限界!)に、『私の辛さは分からないし、分かってもらえなくて結構!自分第一、上等です!』と「逆療法(?)」で、むしろ元気になりました(もはや爆笑するしかない…!)
自分が幸せになることを考えて、一緒に、次の一歩を踏み出しましょう!!
このサイトに出会えて、相談の時「親も年なんだから…」と和尚に言われ、親の為に人を信じられず結婚も子どもも諦め、人生めちゃくちゃにされた私なのに、ここまでの毒親に育ててしまったのは私自身なんだと初対面の坊主から一方的に言われ、そんなに私は人でなしなのか…?、と、脱ぎ捨てたはずの罪悪感を再び植え付けられ、折れそうだった心の支えになりました。
ありがとうございますm(_ _)m。心から感謝します。自分に負けない!