毒親に苦しんで落ちこむのは、私が甘いからなの…?
私の親は、普通に学校も行かせてくれて、衣食住も問題なく与えてくれた。
それなのに、そんな親を毒親っていうなんて、私の甘え…?
ウチはお金に困ったことはないから、親を毒親なんて言っちゃいけないよね…。
こんなお悩みを抱えている方に向けた記事です。
世間では、よく「子供に満足なご飯もあげず、放任して…」なんてひどい毒親のニュースが流れますよね。
でも実際は、衣食住や教育など、子供の世話をかかさない毒親のほうが圧倒的に多いです。
たしかに、子供の世話をするってとてつもなく大変なことですよね。
子供のために自分のことを犠牲にしなくてはならないときもあるでしょう。
では、そんな大変な思いをさせたのだから、親のことは毒親と呼んじゃいけないのでしょうか?
この記事を読めば答えが出ると思います。
人並み以上に世話してくれた親でも「毒親」になりうる
結論からいうと、どれだけお金をかけてくれたとしても、あなたが親に苦しさを感じたのであれば、その親は毒親です。
たとえ子供に豪勢な生活をさせてくれるお金持ちな親だろうと、なんでも欲しいものを買ってくれる親だろうと、子供の心を苦しめる親は毒親なんです。
なぜかというと、たとえ人並み以上にお金をかけてくれたとしても、それは、親が、自分から「お金を出す」と納得して決めて出しているからです。
親を脅してお金を出させたりしたのなら別ですが。
親が自分で決めて出費してるのに、
たくさんお金を出してあげたんだから、パパ(ママ)のことをキライになっちゃダメだよ!
っていうのは、なんていうか…明らかにゆがんでませんか?
たしかに、冒頭にも書いたとおり子育てはカンタンにできることじゃありませんし、とてつもなくお金もかかります。
親も、子供のために一生懸命働かなくてはならないでしょう。
その並大抵ではない努力に感謝するのは、もちろんすばらしいことだと思います。
でも、いくら立派に子供の衣食住を面倒みたり教育したりしたとしても、子供の心を傷つけていいわけではないんですよ。
毒親に対して「つらい」と思ってもいい
どんな立派な親が相手だろうと、傷つけられたときは「傷ついた」と言ってもいい。
それが健全な親子関係のはずです。
一緒にいると傷つけられる人とクルーズ旅行に行きたいですか?豪勢に誕生日を祝われたいですか?
いくらありがたいことだからと言って、気を遣ったまま楽しい時間を過ごしたいですか?
イヤですよね。絶対苦痛だと思います。
でも、「親だから」という理由でそれを苦痛に思うことが許されないのは、理不尽というほかないと思います。
結局、自分がつらいと思ったら、つらい。
それでいいんです。
つらさを誰かにわかってもらうのも大事ですが、誰かにそのつらさを否定されたからといって、「自分はダメな子だ。自分は甘いんだ」と、自分の気持ちまで否定しなくてもいいんです。
その相手には、あなたのつらさが理解できなかったというだけの話です。
<参考>私の体験談
私の場合は、両親から身体的な虐待を受けたわけでもありません。
しかも、私の両親は、おそらく人並み以上に私の面倒をみてくれました。
- 私が何もしていなくてもご飯をくれた
- 私を家から追い出すこともなかった
- 大学に進学させてくれたし、外国にまで留学させてくれた
- いろいろと旅行にも連れて行ってくれた
- 誕生日も毎年祝ってくれた
でも、こんな両親のもとに生まれてつらかったのは事実なんです。
このように書くと、「やっぱり甘えじゃん」と思われるかもしれません。
私だって、知らない人がこんなふうに言っているのを聞いたら、「なんだいい親じゃん」と思ってしまうかもしれません。
しかし私は、やっぱり「つらかった」という思いを改めることはできません。
私が体験したつらさは、「死にたい」という気持ちや、「親を消して自由になりたい」などの恐ろしい考えを呼び起こしてしまうほどでした。
一見まともな両親なのに、どうしてつらかったのでしょうか?
今思い返すと、両親が何かしてくれたときの私はいつも、常に両親の反応に気を配っていました。
たとえば、旅行に行ったとき、私がちょっとでも無表情になったりつまらなそうな顔をしたりすると、父はすぐにキゲンを損ねて冷たくこう言っていました。
連れてこなければよかったな。
もう2度とこない。
楽しそうにしていないと父にキゲンを損ねられる状態だったので、私は、旅行中ずっとCAさんみたいに笑顔でいなければなりませんでした(仕事でもないのに 笑)。
子供時代、旅行先でダダをこねたり「つまんな~い」と素直に言ったりするなんて、私には絶対考えられません。
一家で食事しに出かけたときも、ただ目の前の食事に「おいしい!」と言うだけだと、祖母に
ふん、いつも「おいしい」しか言わないね。
とつまらなさそうに言われていたので、
麺がツルツルしてておいしい!
このダシおいしい!
と必死においしさを表現していました。笑
しかし、そのように一生懸命表現すると、今度は父に
グルメリポーターかよ。
と笑われ、母には
お嬢様みたいに育ったから、この年齢で味の違いがわかるんだね。
とイヤミを言われ、子供だった私はもうどうしてよいかわからず、ただ食事の感想を言うことすらトラウマになりました。
今こうして改めて文章に書くとちょっと笑えるかもしれませんが、子供の頃は、そうしないと両親のキゲンが悪くなるので必死でした。
いつだって、私が親に与えてもらった喜びは、私が両親の思いどおりにふるまうことで保たれてきた、条件つきの喜びだったのです。
これを、「お金かけてもらってるんだからイヤだと思うな」と言われても、私にはムリでした。
まとめ:どんな立派な親だろうと、子供を傷つけていいわけがない
たとえ親に数億円のマンションを買ってもらおうと、世界一周旅行に連れていってもらおうと、ティファニーで朝食を食べさせてもらおうと、親に傷つけられたら「傷ついた」と言っていいんです。笑
そこまでいかなくても、親が立派に子育ての責務をはたしていることと、あなたが親に苦しんでいることは関係ありません。
「それでも毒親への罪悪感がなくならない」というときは、以下の記事を参考にしてみてください。
コメント
私の親はとても子育てに一生懸命です。
今20歳になった私ですが、かつて発達障害だと医者に診断されてからずーっと発達障害についての講習や勉強、アロマセラピーの資格を取得、親業などの資格を取得などをしてくれていました。
私の家族は仲が良く少し前までは、恋愛から人生相談、政治の話まで幅広く話をするような仲でした。
周りからは姉と私と母は、友達のようだとよく言われます。
そんな私は無職で今、部屋にこもり音も流さずイヤホンをしてひたすら時間が経つのを待っています。その状態に母は何も言いません。
出来れば、全く関わりたくないですし
物音を聞くのが怖くて家を出るまで部屋にこもっています。
でも、なぜそうなったか頭では色々な辛い思いや感情出来事が浮かぶのですが話す立場でも無いし…と思い日々苦しいです。
話してもそれは、わがままだしと思ってしまう。
じゃあ何故このサイトを読もうと思ったのかというと母はもしかしたら…とこの報われない悲しさと苦しさの理由を探したくてここに来ました。
でも、なんて調べても母ほど子供思いな親が毒親との接点が少しあっても違うのではないかと思ってしまう。
結局のところ、この苦しさをどうにかしたいし、ひきこもるじぶんの直し方を常に調べて試してみているけど心がついてこなくて結局寝込んでしまう。
実家が祖父の代から会社を経営していて、私が経理を担当しています。母親から引き継いだ形です。恵まれてると言われる事がありますが、母親が支配型の毒母でとにかく「自分より劣っている娘」でいて欲しい様でこちらから教えて欲しいと言ってもしばらくは仕事を教えて貰えませんでした。経理は今まで経験がないので不明な所を聞いたり、確認したりするたびに責める様な口調(大声)で返されてとても疲れます。
責める様な口調は私が小さい頃からで、私にだけでした。それ以外にも否定をされる、本気で怒ってもヘラヘラされるバカにされる買った物をチェックされていちゃもんつけられるなど毒母によくありがちな事をされ続けました。
金銭的には恵まれてるなと感じる事はありますが、母親との関係が本当に辛いです。