「毒親から離れたい」と少しでも思ったら知ってほしい4つの知識

知識毒親からの精神的解放

本当は毒親と離れたいのに、行動するのがつい面倒で、今も同居したまま…。

毒親と離れるっていうか、毒親と普通の親子関係になりたいんだけど…。

本当に毒親と離れていいのかな?
毒親から全力で離れることができたら、どんなにラクだろう…。

上記のようなケースを解決するための記事です。

もう数十年のつきあいがある毒親から離れようと決心しても、何かしらのマインドブロックや他人のジャマがつきまとうのが普通です。

しかし、障壁が出てきたからといって、毒親と離れるのをあきらめてしまってはもったいないです
せっかく毒親の異常に気がつき、「毒親から抜け出したい」という気持ちを自覚できたのですから。

この記事では、「すべてスムーズに」とまではいかなくても、なるべく不必要なダメージを負わずに毒親と離れるための知識をご紹介します。

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毒親と離れるために知っておいてほしい4つの知識

「毒親と離れる」と決心したのなら、まずは以下4つのことを覚えておくと、毒親からスムーズに離れやすくなります。

  1. 毒親とは仲良くできない
  2. 毒親に自分の考えを理解させるのは、時間のムダ
  3. 毒親に対していらない罪悪感を抱くと、自由が遠のく
  4. 「毒親の責任」「自分の責任」を切り離せばラクになる

もし、「毒親と普通の親子関係になりたい」と切に望んでいたのだとしたら、ホントに申し訳ないです。
毒親が、今までの暴挙を自ら、そして心から反省してくれないかぎり、毒親と普通の親子みたいに過ごすのは難しいでしょう。

でも、たとえ毒親と普通の親子関係になれなくても、毒親から離れてラクになる方法はあります

人生をラクなものにしていくためにも、まずは、上の4つの知識を忘れないでいただけたら嬉しいです。

これから詳しくご説明するこの4つの知識は、毒親に不快感を覚えたときや、毒親から傷つけられたときなど、あらゆるケースの対処法に通じる考え方です。

1.毒親とは仲良くできない

毒親と仲良くなって、普通の親子関係になりたい!

毒親育ちなら、生きていく中で1度はそう考えるかもしれません。
私も思ったことがあります。

しかし、申し訳ないですが、私の経験上、毒親が「普通の親」になるのはかなり難しいと思います。

なぜなら、毒親に、

私が悪かった。
もう子供を傷つけたくない。変わりたい!

という気持ちが心から芽生えないといけないからです。

自分の親が、そのように心変わりするところが想像つきますか?
「お母(父)さんに〇〇されて悲しかった」と訴えたとき、毒親は、1ミリも子供を責めず、心から反省してくれると思いますか?

もし、毒親が反省してくれそうであれば、仲良くなろうとしてみる価値はあります。
しかし、おそらくほとんどの毒親育ちが、「あの親が反省してくれるとは思えない」と感じたのではないでしょうか。

他人を変えるのは難しいことです。
その「他人」が毒親なら、なおさら難しいことです。

よって、いくら子供が態度を変えて仲良くなろうとしても、毒親にその気がなければ、関係は何も変わりません

2.毒親に自分の考えを理解させるのは、時間のムダ

毒親にいくら自分の考えを主張しても、一向に受け入れてもらえませんよね。
毒親とケンカしたことがあるなら、きっと覚えがあると思います。

仮に、毒親が「はいはい」と一見受け入れたようなポーズを見せても、結局、毒親は「自分のほうが正しい」と思っているので、心から子供の意見を受け入れるなんてことはありません

1の「毒親とは仲良くできない」に通じるところがありますが、毒親が、

たまには子供の意見にも耳を傾けてみよう!

なんて自発的に思わないかぎり、子供の考えは理解してもらえません。

今まで毒親とケンカしていた方は、毒親に自分の意見を受け入れさせるのはムリなので、言い争いは時間のムダだと思っておいたほうが気楽で過ごしやすくなりますよ。

毒親とのケンカがいかにムダかということは、以下の記事で解説しているので、よろしければご覧ください。

お互いに理解しあえない相手とムリにつき合う必要はありません。
それは、相手が親だろうと何だろうと同じです。

世間は、「親だろうとムリにつき合わなくていい」なんて言わないかもしれません。
しかし私は、「理解し合えない相手なら、親だろうと誰だろうと、離れたいなら離れればいい」と信じています。

親と子供は、違う人格を持った人間なので。

言い方がアレで申し訳ないのですが、私は、

親と疎遠な子を「親不孝」と呼ぶ人は、「人には人の事情があるということも想像できないおバカ」

だと思っているくらいです。笑
親側の味方をすべて敵に回す覚悟で言っちゃいました。

3.毒親にいらない罪悪感を抱くと、自由が遠のく

いくら毒親といっても、私をここまで育ててくれたと思うと、罪悪感で反抗できなくなる…。

年老いた毒親を見放すのに罪悪感がある…。

という思いをしている毒親育ちも多いのではないですか?

私も、一般的な子供より親に金銭的負担をかけて育ってきたので、罪悪感には死を思い描くほど悩みました。

でも、いらない罪悪感は、自分を苦しめるばかりか、毒親からの自由をどんどん遠ざけてしまいます

罪悪感がもたらす悪影響については、下記の記事に詳しい説明があるので、ぜひご覧ください。

カンタンに言うと、

子供を産んだのは親の責任なんだから、育ててくれたことに感謝するのはいいけど、育てる過程で苦労させたことに罪悪感は抱かなくていいよ!

ということです。

4.「毒親の責任」と「自分の責任」を切り離せばラクになる

毒親に責められる気がして、口が裂けても「離れたい」なんて伝えられない…。

毒親が「お前を産んだせいで大変だった」と言ってくる。
イヤだけど、恩返ししなきゃ…。

毒親から育ててもらったことに責任を感じることもありますよね。

毒親から責められて育ってきた毒親育ちは、責任感が強い人物になりがちです。
別に、責任感が強いのはすばらしいことなのですが、責任感がありすぎるせいで自分が苦しくなってしまったら困りますよね。

自責の念に押しつぶされそうなときは、「じゃあ、毒親が負うべき責任は何なのか?」と考えることが、苦痛を和らげるための大切なヒントです。

毒親の責任自分の責任をわけて考えると、きっと魔法にかかったように気持ちがラクになると思います。
では、毒親の責任と自分の責任とはなんなのか、詳しく解説していきましょう。

毒親の責任とは「自分で子供を作った責任」

毒親の責任とは、自らの意思で子供を産んだことによって生じる責任です。
当たり前のことですが、自分で子供を作った以上、その子供を育てる責任があります。

よって、もし毒親が、

あなたが産まれたから、ウチは貧乏になったのよ!

お前を育てるのに、オレたちがどれだけ苦労したか…。

などのように言ってきたら、それは明確な責任放棄なので、子供が気にする必要はありません
「産んだのはあなたたちでしょ」の一言につきます。

「産んだのはあなたたち」の一言で片づけられる毒親の愚痴や暴言は、たいてい毒親に責任があり、子供には関係ないので、気にしなくても大丈夫です。

例えば、

  • アンタたちが生まれてから、〇〇になってしまった!
  • お前らを育てるために、オレは〇〇をやめたんだぞ!

などです。

他にも、

  • 私は毎日忙しいのに、アンタは遊んでてうらやましいね?
  • こんなに金がないのは、もう〇歳になったのにお前が生活費をよこさないからだろ!

など、毒親本人が選んだ道なのに子供へ解決を求めるような言い方も、同じく「毒親の責任」なので受け入れなくてOKです。

では、

  • 私は病気なの!だから、アンタがいてくれないと困るでしょ!
  • こんな年老いた親を見捨てるのか?

などの場合はどうでしょう?

たしかに、病気老いは、毒親が自分で選んだ道ではありません。

でも、そもそも自分の病気や老化の問題は、基本的に自分で解決するのが道理です。
みなさんも、考えてみれば、老後の貯蓄や病気への備えは自分で準備しようとしますよね?

つまり、たとえ病気や老いのことを持ち出して毒親から責められたとしても、それは毒親が自分の責任で解決すべき問題なので、子供は無視してOKです。

毒親に責められた経験がある方は、「本当は誰の責任なのか」ということが理解できると、今まで、いかに毒親から責任を押しつけられていたのかよくわかると思います。

毒親の責任についてもっと詳しい事例を見たい方は、以下のページもご覧ください。

自分の責任とは「他人のせいにしないこと」

では、「自分の責任」とは何なのかというと、自分で選んだ選択のことです。

自分で選んだ生き方・配偶者・職種・家などのさまざまな選択肢は、自分で責任を負わなくてはならないということです。

ただし、よく「自己責任だ」とか「選んだのはお前だ」といって頭ごなしに批判する方がいますが、自分の責任で選んだ道だからといって、困ったとき、他人に助けてもらう資格がないわけじゃありません
解決をすべて他人任せにするのはよくありませんが、いざというときに適切な頼り方をするぶんには問題ないと私は思います。

自分で責任を負う、とはどういうことかというと、「自分の選択がうまくいかなかったとき、誰かのせいにして、他人に100%解決させようとしない」ということです。

もちろん、毒親家庭で育つと、「いやいや!これは明らかに毒親のせいだろ!」と感じる場面に何度も出くわします。
実際、私も自分が何かにつまづくと、「これは親の悪影響だな…」と思わざるをえないことが山ほどあります。

別に、毒親のせいにすること自体はいいんです。
でも、

私が〇〇になったのは、毒親のせいだった

という事実を知るのは大切なことですが、

私がこうなったのは、全部毒親のせいだ!
だから〇〇でも仕方ないんだ!誰かなんとかしてくれ!

と他人に解決を求める(=自分の人生に対し無責任になる)と、あまり幸せな未来は築けないかもしれません。

いや、ホント、これは毒親に聞かせたい話なのですが…笑
毒親に理解させるのはムリなので、自分で理解しておくつもりで書いています。

まとめ:毒親が反省してくれる気がしないなら、自分から離れるしかない

「私の親なら、いつかはわかってくれる!」

子供がそう期待するのは、まったくおかしいことではありません。

しかし、思い返してみて、こちらが譲歩・妥協して毒親と仲良くしようとしたとき、毒親はその姿勢に応えてくれましたか?
たいていの毒親は、応えてくれなかったと思います。

自分の親が毒親だった場合は、「毒親が自ら心変わりする」という奇跡が起きないかぎり、親子関係はいつまでも改善しません。

  1. 毒親とは仲良くできない
  2. 毒親に自分の考えを理解させるのは、時間のムダ
  3. 毒親に対していらない罪悪感を抱くと、自由が遠のく
  4. 「毒親の責任」と「自分の責任」を切り離せばラクになる

以上の知識は、毒親から精神的に離れるうえで、最低限知っておいて損はないと思います。
毒親育ちが楽になれるヒントとして活用していただければ幸いです。

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この記事を書いた人
Anna

毒親育ちで在宅WebライターのAnnaです。

いわゆる「パワハラ上司」のような祖父母・両親のもとで育ち、大人になっても人間関係をうまく築くことができず、抑うつ・無職などを経験しました。

今は、毒親との絶縁に成功し、バイトしながら在宅でWebライターとして穏やかに暮らしています。

「甘え」、「親不孝」など毒親育ちに対する世間の厳しい言葉をとりあえず置いておいて、100%毒親育ちサイドに立って発信していきます。

詳しいプロフィールはこちら

【Webライティングの実績】
・通算500件以上の記事を執筆
・大手生命保険メディア様にて多数記事掲載
・Fintech系サイト様にて記事を1カテゴリー全執筆
・「サグーワークス」様の合格率1%「プラチナライターテスト」に一発合格
・「Lancers」様にて、Webライティング開始後1か月で「認定ランサー」の資格を取得

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