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「毒親から離れたい」と少しでも思ったら知ってほしい4つの知識

 



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毒親から離れたい!
でも、できれば普通の親子関係になれたら…。
うーん、やっぱり躊躇してしまう。

毒親から離れたいけど、本当に離れていいのか何度も迷ってしまう。
毒親から全力で離れることができたらどんなにラクだろう…。

上記のようなケースを解決するための記事です。

数十年のつきあいがある毒親から離れようと決心しても、

  • 「私みたいな親不孝な子が親を見捨てていいんだろうか…」
  • 「どうにかして毒親と仲直りできないかな?いい感じの距離を保てないかな?」
  • 「私が今までどれだけ苦労してきたか理解させずに別れるのは悔しい!」

と後ろを振り返ってしまうのが普通です。

そして、本心では毒親から離れたいのに二の足を踏んでしまい、そうしているうちにまた毒親から容赦なく傷つけられ、再び悩んで…。
そんなループに入って苦しんでしまう方も少なくありません(私もそうでした)。

毒親の異常に気がつき、「毒親から離れたい」という自分の気持ちを自覚できたのはとても尊いことです。
だから、その尊い気持ちを苦しい悩みにぐちゃぐちゃにされてほしくありません。

この記事では、なるべく不必要な精神的ダメージを負わず毒親と離れるための知識をご紹介します。

毒親から離れたいときに知っておいてほしい4つの知識

「毒親から離れたい!」と決心したなら、まずは以下4つの知識を覚えておいてください。
精神的ダメージを減らし、毒親からスムーズに離れやすくなります。

  1. 毒親とは仲良くできない
  2. 毒親に自分の考えを理解させるのは時間のムダ
  3. 毒親に対していらない罪悪感を抱くと自由が遠のく
  4. 「毒親の責任」「自分の責任」を切り離せばラクになる

この4つの前提を知っておくだけで、「不必要に悩んで足踏みし、また毒親から苦しめられる」という事態は避けられます。

「え!?毒親とは仲直りしたいと思っていたのに!」と思った方もいるでしょう。
そのあたりについても、1つ1つくわしくご説明していきますね。

1.毒親とは仲良くできない

毒親と仲良くなって、普通の親子関係になりたい!

毒親育ちなら、生きていく中で1度はそう考えるかもしれません。
私も思ったことがあります。

しかし申し訳ないですが、私の経験上、毒親が「普通の親」になるのはかなり難しいと思います。

なぜなら毒親に、

私が悪かった。
もう子どもを傷つけたくない。変わりたい!

という気持ちが心から芽生えないといけないからです。
しかも、一時の高揚した気分で言っているのではなく、ずっとそう思いつづけないと意味がありません。

自分の親が、そのように心変わりするところが想像つきますか?
「お母(父)さんに〇〇されて悲しかった」と訴えたとき、毒親が1ミリもあなたを責めず言い訳せず、今後心から反省してくれると思いますか?

もし毒親が反省してくれそうなのであれば、毒親と仲良くなろうとしてみる価値はあります。
しかし、おそらくほとんどの毒親育ちが「あの親が心から反省してくれるとは思えない」と感じたのではないでしょうか。

他人を変えるのは難しいことです。
その「他人」が毒親なら、なおさら難しいことです。

そのため、いくら子どもが今までのことを水に流して仲良くなろうとしても、毒親に「今までのことを反省して仲良くする」という気がなければ関係は何も変わりません

2.毒親に自分の考えを理解させるのは時間のムダ

毒親から離れたい!
でもその前に、自分がどれだけ苦しめられてきたか毒親にわからせてやりたい!

という気持ちはあっても不思議ではありません。

ただ、本当に悔しいことなのですが、毒親が子どもの苦しみを理解してくれることはほとんどありません
わからせようとするだけ時間のムダだと言ってもいいほどです。

今までいくら毒親に自分の考えを主張しても、一向に受け入れてもらえませんでしたよね。
毒親とケンカしたことがある方ならわかると思います。

たまには、毒親が「はいはいわかった」と一見受け入れたようなポーズを見せることもあったでしょう。
でも、結局毒親は「自分のほうが正しい」と思っているので、心から子どもの意見を受け入れるなんてことはないんです。

毒親が子どもの苦しみを理解するためには、毒親が

たまには子どもの意見にも耳を傾けてみよう!

と自発的に思わないといけないからです。
ね、ムリな気がしてきたでしょう?笑

前の段落でも同じことを言いましたが、結局、毒親が自分から変わろうと思わないかぎり、こちらから何をはたらきかけでもムダなのです。

毒親に苦しみをわかってもらえないのはとても悔しいですよね。
でも、わかってもらえないと最初から知っていれば、「毒親から理解されず絶望して深く傷つく」なんてことをしなくて済みます。

お互いに理解しあえない相手とムリにつき合う必要はありません。
それは、相手が親だろうと何だろうと同じです。

もちろん世間は、「親だろうとムリにつき合わなくていい」なんて言わないかもしれません。

しかし私は、「理解し合えない相手なら親だろうと誰だろうと、離れたいなら離れればいい」と信じています。
親と子は違う人格を持った人間なので。

言い方がアレですけど、私は、

親と疎遠な子を「親不孝」と呼ぶ人は、「人には人の事情があるということも想像できないおバカ」

だと思っているくらいです。笑
親側の味方をすべて敵に回す覚悟で言っちゃいました。

3.毒親にいらない罪悪感を抱くと自由が遠のく

いくら毒親といっても、私をここまで育ててくれたと思うと罪悪感で反抗できなくなる…。

年老いた毒親を見放すのに罪悪感がある…。

という思いをしている毒親育ちも多いです。

私も、一般的な子どもより親に金銭的な負担をかけて育ってきたので、罪悪感には死を思い描くほど悩みました。
くわしく知りたい方は「運営者のプロフィール」からどうぞ。

でも、いらない罪悪感は、自分を苦しめるばかりか、毒親からの自由をどんどん遠ざけてしまいます

「いらない罪悪感」ってなに?
私の罪悪感は多分、人として最低限感じるべきものだと思うけど…。

と思う方も多いでしょう。

ここでハッキリと示しておきますが、毒親があなたの成長のためにしてくれたことについては罪悪感を抱く必要はありません。
具体的には、

  • 衣食住を与えてくれた
  • 大学や行かせてくれた・留学させてくれた
  • 習い事をさせてくれた
  • つらい仕事だけど、がんばって働いてお金を稼いでくれた
  • 誕生日や記念日を祝ってくれた
  • 看病してくれた・何度も通院させてくれた
  • 家族旅行や行きたいところに連れて行ってくれた
  • 欲しいものを買ってくれた

などです(他にもいろいろあります)。

なぜなら、子どもが幸せに生きられるように育てるのは、「親が当然すべきこと」だからです。
子どもを作ったのは完全に親の都合ですからね。

もちろん、親がしてくれたことに感謝するのはまーーーったく問題ありません。
この記事を読んでくださっている方はその時点で大丈夫だと思いますが、むしろ親に感謝の気持ちがまったくないのはそれもそれでマズいでしょう。笑

「感謝」と「罪悪感」をごっちゃにするから苦しくなってしまうんです。

お父さん、お母さん。
苦労してお金を貯めて大学に行かせてくれてありがとう。

と思うのはすばらしいことですが、

親と一緒にいると死にたいほど苦しいけど、私の気持ちは押し殺してひたすらガマンしなくちゃ。
だって、親は苦労して大学に行かせてくれたんだから。

というのは不健全ですよね。
もしあなたの友達が上記のように言っていたら、「そこまでガマンしなくていいんじゃない!?」と思わず言ってしまいたくなりませんか?

罪悪感がもたらす悪影響については、下記の記事にくわしい説明があります。
毒親への罪悪感に少しでも悩んだことがある方は、ぜひ1度読んでいただきたい記事です。

毒親への罪悪感から解放されるたった1つの方法

4.「毒親の責任」と「自分の責任」を切り離せばラクになる

毒親に責められる気がして、口が裂けても「離れたい」なんて伝えられない…。
こんな親子関係になったのは、子どもの私にも責任があるからなんだろうな。

毒親が「お前を産んだせいで大変だった」と言ってくる。
イヤだけど恩返しするのが子どもの責任だよね…。

3の罪悪感のお話と似ているところもありますが、「親子関係がこじれた原因は自分にあると思い、責任感ゆえに離れられない」というケースもよく見かけます。

そういった自責の念に押しつぶされそうなときは、「毒親と子どもがそれぞれ負うべき責任とはいったい何なのか?」と考えてみてください。
苦痛を和らげるための大切なポイントですよ。

親子関係がこじれたときに「親の負うべき責任」と「子どもの負うべき責任」が明確になっていないから、「すべて私のせいだ!」と自責してしまうのです。

毒親の責任自分の責任をわけて考えると、きっと魔法にかかったように気持ちがラクになると思います。
では、「毒親の責任」と「自分の責任」とはなんなのかくわしく解説していきましょう。

毒親の責任とは「自分で子どもを作った責任」

毒親の責任とは、自らの意思で子どもを産んだことによって生じる責任です。
当たり前すぎることですが、自分で子どもを作った以上はその子を育てる責任があります。

そのため、もし毒親が

あなたが産まれたからウチは貧乏になったんだよ!
だからお金を返してくれるまで自立は認めない!

お前を育てるのにオレたちがどれだけ苦労したか…。
せめて、将来は親の面倒をみて恩返ししてくれよ。

などのように言ってきたら、それは子どもへの責任転嫁です。
「産んだのはあなたたちでしょ」の一言につきるので、子どもが責任を感じる必要はありません。

このように、「産んだのはあなたたちでしょ」の一言で片づけられる毒親のグチや暴言はたいてい毒親に責任があり、子どもには関係ないのでいうことを聞く義理はないんです。

では、

  • 「私は病気なの!だからアンタがいてくれないと困るでしょ!」
  • 「こんな年老いた親を見捨てるのか?」

などの場合はどうでしょう?

病気になったり老化したりするのは毒親の責任じゃありませんよね。
ですが、別に子どもにだって責任があるわけじゃありません。

そもそも病気や老化の問題は、基本的に自分自身の問題として自分で解決するのが道理です。
考えてみれば、老後の貯蓄や病気への備えは自分でなんとかしようとしますよね?

つまり、たとえ病気や老後のことをもち出して毒親から責められたとしても、それは毒親が自分の責任で解決すべき問題なので、子どもは無視してOKです。
少なくとも、子どもが解決できないからといって責められるいわれはまったくありません。

毒親に責められた経験がある方は、

今まで毒親からあんなことやこんなことを「あなたが面倒みるべきだ」と責められてきた。
でも、本当は誰の責任だったんだろう?

と考えてみると、今までいかに毒親から責任を押しつけられていたのかよくわかると思います。

▼ 毒親の責任についてもっとくわしい事例を見たい方は、以下のページもご覧ください。

自分の責任とは「他人のせいにしないこと」

ここまで「親の責任」についてご説明してきました。
一方で、「自分の責任」とは何なのかというと、自分で選んだ選択のことです。

自分で選んだ生き方・配偶者・職種・家などのさまざまな選択肢は、自分で責任を負わなくてはならないということです。

ただし、よく「自己責任だ」「選んだのはお前だ」といって頭ごなしに批判する方がいますが、自分の責任で選んだ道だからといって困ったとき他人に助けてもらう資格がないわけじゃありません
すべて他人任せで解決するのがよくないのであって、いざというときに適切な頼り方をするぶんには問題ないと私は思います。

「自分で責任を負う」とはどういうことかというと、「自分の選択がうまくいかなかったとき、誰かのせいにして他人に100%解決させようとしない」ということです。

もちろん、毒親家庭で育つと、「いやいや!これは明らかに毒親のせいだろ!」と感じる場面に何度も出くわします。
実際私も、「これは親の悪影響だな…」と思わざるをえないことが山ほどあります。

「私が〇〇になったのは毒親家庭で育ったのが原因だった」と知るのは大切なことです。

でも、

私がこうなったのは全部毒親のせいだ!
だから〇〇でも仕方ないんだ!誰かなんとかしてくれ!

と他人に解決を求める(=自分の人生に対し無責任になる)と、あまり幸せな未来は築けないかもしれません。

いやホント、これは毒親に聞かせたい話なのですが…笑
毒親に理解させるのはムリなので、自分で理解しておくつもりで書いています。

話が長くなりましたが、「毒親に苦労をかけた責任をとるまで離れられない」と悩んでいるのであれば、

  • 子どもを育てる苦労は、すべて毒親の責任ですべきこと
  • 自分で選んだこと以外の責任を不必要に負わなくていい

この2点を頭の片隅に入れておいてくださいね。

まとめ:「毒親から離れたい気持ち」に躊躇はいらない

今回お伝えしたことは以下の4つです。

  1. 毒親とは仲良くできない
  2. 毒親に自分の考えを理解させるのは時間のムダ
  3. 毒親に対していらない罪悪感を抱くと自由が遠のく
  4. 「毒親の責任」と「自分の責任」を切り離せばラクになる

「私の親ならいつかはわかってくれる!」と子どもが親に期待するのはまったくおかしくありません。
ですが、思い返してみると、こちらが譲歩・妥協して毒親と仲良くしようとしたとき、毒親がその姿勢に応えてくれることは少なかったのではないでしょうか。

たいていは、せっかく悔しい思いをおさえて譲歩したのに「お前が悪い」と余計責められたり、「親不孝だ」と罪悪感を植えつけられたり。

もうそんな切ない思いをしながら傷つけられる必要はありません。

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