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毒親とは何か?当事者の毒親育ちが出した究極の答え

 



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「毒親」って言葉が気になって調べてみたけど、それってどういう親?
うちの親にも当てはまる?

最近、親との関係がちょっとうまくいかない。
調べてみたら、「毒親」って言葉が頭をよぎってちょっと気になる…。

この記事は、毒親育ちの筆者が、「毒親とはなにか」という疑問に回答したものです。

一般的な毒親の定義はもちろん、毒親育ちの視点からみた「毒親とはこれだ!」という定義もご紹介しています。

自分の親のことについて考えたい、親との関係を見直したいという方のご参考になれば幸いです。

一般的にいわれる毒親とは

ではまず、毒親とはなにか、一般的に公開されている考え方を軽くご紹介しておきます。

はじめに断っておきますが、今のところ「毒親」は専門的な学術用語でも医学用語でもありませんし、ガイドラインなどで定められるハッキリとした診断基準はありません

毒親とはなんなのか語ったサイトや書籍はたくさんあります。
でも、どの本もサイトも、書いた人の主観で毒親の定義を決めていて(このサイトもそうです)、専門的に決められた定義は存在しないようです。

世の中には、毒親に育てられた人たちをケアするためのカウンセリングもたくさんあります。
でも、そういったカウンセリングでも、相談者の親が毒親かどうかをハッキリ診断するわけではありません。

あくまで、「親子関係で悩んだことを話し、これからどうしていくのか相談する」というカウンセリングがほとんどです。

▼ 私自身もこんな記事を出していますが、なるべく客観的に書いたとはいえ、あくまで私の見解です。

このように、親が毒親かどうかについては明確な基準やチェック方法がないので、おそらくみなさん「毒親とは?」と悩んでしまうのだと思います。
それでも、一般的な考え方を知れば毒親とは何なのかなんとなくつかめると思うので、ぜひ本記事を読んでみてください。

Wikipediaだと、毒親とは「子供の人生に悪影響をおよぼす親」

まずは、とりあえずWikipediaの情報を載せておきます。
毒親とはなんなのか、一般的な認識はこんなカンジみたいです。

毒親(どくおや、英: toxic parents)は、毒になる親の略で、毒と比喩されるような悪影響(極端な話が人生の妨害[1])を子供に及ぼす親、子どもが厄介と感じるような親を指す俗的概念である。1989年にスーザン・フォワード(英: Susan Forward)が作った言葉である[2]。学術用語ではない。
(中略)スーザン・フォワードは「子どもの人生を支配し、子どもに害悪を及ぼす親」を指す言葉として用いた。

出典: フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%92%E8%A6%AA

まとめると、毒親とは「子どもの人生を支配し悪影響をおよぼす親」だということですね。
毒親育ちの私も「まさにそのとおりだな」と実感しています。

「毒親」というちょっと攻撃的な言葉からは、「子どもを虐待する親」「育児放棄する親」みたいなひどい親のことを思い浮かべがちですよね。
でも実際は、子どもの人生を支配し悪影響をおよぼしていれば、虐待や育児放棄のように目に見えて悪質なことをしていない親でも毒親になりえるということですね。

「子どもの人生を支配し悪影響をおよぼす」というのは、例えばこういうのです。

例1

【支配】
親が息子のミスや結果にいたらない努力を認めず、息子は常にカンペキでいないといっさい遊ばせてもらえなかった

【悪影響】
息子は「常にカンペキでいないと」と気を張るようになり、自分が少しでも怠けたりミスしたりすると激しく自責・後悔して挫折する。
その結果、仕事で心身ともに病んで休職する

例2

【支配】
娘が親に意見を言ったり逆らったりすると、親から大きな怒鳴り声でさえぎられていつも話を聞いてもらえなかった

【悪影響】
娘は「自分の意見を言うことは悪だ」と考えるようになり、どんなときも周りに合わせすぎてしまう。
その結果、外での人間関係のストレスを家庭内に持ちこんでしまい、夫との不和が多くなって最終的に離婚してしまう

子どもを支配し、悪影響をあたえる親の一例を示しました。

もちろん、「休職したり離婚したりするのはすべて毒親の教育のせいだ」と言いたいわけではありません。
「休職や離婚にいたった理由を深くたどっていくと、実は少なからず親が影響していることもある」ということです。

普通の家庭か毒親家庭かどうかに関係なく、だれしも子どもの頃から親にすりこまれてきた価値観ってありますよね。
ウソをつくのは最低な人間だ、挨拶できない人間は出世できない、など…。

よくよく考えると、自分の中にある「当然のルール」は、実は親からすりこまれたものだったということはあると思います。

親のすりこんだルールがあること自体は別にいいんです。
そのルールのおかげで子どもの仕事がうまくいったり、プライベートで幸せになれたりすることはあると思いますから。

でも、例のように、親のすりこんできたルールが子どもの人生に悪影響をおよぼし、そのルールを守らなかったときに親が与えてきた「罰」が子どもの精神を支配し苦しめているなら、その親は毒親になりうるということです。

▼ 以下の記事にも毒親の悪影響の例をくわしく載せているので、後ほどご覧ください。

毒親とは、ハラスメントと同じ原理?

毒親の中には、自分の子どもの不幸を願っている心ない親もいます。
でも、たいていの毒親は、「子どもの将来を心配しすぎるあまり、子どもに過剰なほどルールを押しつけて守らせている」というパターンです。

子どものことを思って子どもの人生に干渉しているなら、「普通の親」なんじゃないの?

と思う方もいるかもしれませんが、私は違うと思います。

親が「毒親」かどうかは、子ども側が決めることだと思うからです。

以前、企業のハラスメント防止研修のお話で聞いたことですが…。

いわゆるセクハラやパワハラは、「した側」がどういうつもりかは関係なく、「された側」が苦痛を感じたらハラスメントとして成立するそうです。
「ハラスメントした側に『そんなつもりはなかった』と言われてしまったら、何をされても泣き寝入りするしかなくなるのはおかしい」という原理です。

そのハラスメントの原理でいけば、毒親がどれだけ子どもを心配し立派に子育てしたつもりでも、子どもが親にたいして苦痛を感じていれば、その親は毒親であるといえるでしょう。

親の立場からみれば、「ただ心配することの何が悪いの」「必死に子どもを育ててきたのに毒親呼ばわりされるなんて残酷だ」と思う方もいるかもしれません。

心配するのが悪いわけではありません。
ただ、育児の中で結果的に子どもが深く傷ついてきたのなら、子ども側が「私の親は毒親なんじゃないか」「親との関係がつらかった」と声を上げるのはまったく問題ないと私は考えています。

どんなにあなたがつらかったとしても、私は死に物狂いで一生懸命あなたを育てたんだから、その努力を汲んでガマンしてね。

というのも親としておかしいですしね。
子どもの気持ちはまるで汲んだことがない親にかぎってそういうことを言います。笑

▼ 以下の記事も、「親がどんなつもりだろうと子ども側は声を上げていい」という内容です。気になる方は読んでみてください。

自分の親が毒親だとわかったときの体験談

私も毒親育ちですが、いつのまにか自分の親が毒親だと認識するようになっていました。

小学生の頃からすでに親への違和感はあったのですが、そのときはまだ「自分の親はおかしい」「親との関係がつらい」という発想すら持っていませんでした。
大学生くらいになると「うちの親ってちょっとヘン…?」と客観的に見ることができるようになり、社会人になると、いよいよもって親との関係が苦痛になってしまい、本格的に「親子 つらい」なんて検索するようになりました。

そうして検索しているうちに、「毒親」という言葉をはじめて知ったんだと思います。

そこから、当時ネットにあった毒親の事例や独自に作られたチェックリストみたいなものを調べて、ようやく「自分の親は毒親だ」と確信しました。
「□親が高圧的だった」「□親はすぐに機嫌を損ねた」など、あまりにもドンピシャにあてはまる項目が多すぎて、思わず1人で「うおおおおおー!」と叫んだ記憶があります。笑

絶縁した今も、ふり返ると「うん、まあ、あの親はリッパな毒親だったよな」とハッキリ感じます。
でも、「じゃあその理由は?」と聞かれると、その定義をズバッと一言二言で伝えるのはとても難しいです。

▼ 私のプロフィールにも、私が親を「毒親だ」と認識する過程がくわしく書かれています。

毒親とは?当事者の毒親育ちが考え出した究極の答え

いやアンタ、これだけ毒親に関するサイトを作っておいて、毒親とは何かもハッキリ言えんのかい!

と自分で思ったので(笑)、毒親とはなんなのか、実際に毒親を見てきた私自身の答えを本気で考えてみることにしました。

というわけでここからは、毒親育ちで当事者だった私が、「毒親とはなにか」という疑問にズバッと答えを出そうと思います。
一般的な定義のお話ではなく、純粋に私の考えです。

私にとって毒親とは「離れたいと思わせる親」

私が思う毒親とは、

子どもに「もう限界、離れたい」と思わせる親

です。20年以上親子関係に悩んで出した結論です。

「暴力をふるう親」とか「子供の人格を傷つける親」とかいろいろな基準は考えられますが、究極のところ、子どもが心から「離れたい」と思ったら、もうその親は毒親なんじゃないかと思っています。

あえて根拠をつけるとしたら、

子どもは本能的に親を慕うようにできているのに、その本能すら越えて「親と離れたい」と思わされるのは異常事態だから

です。

この「異常事態」というのは、「親から離れたいと思う子どもが異常」という意味ではありませんよ、念のため。

子どもという生き物は、基本的に親を好きになってしまうようにできているはずです。
多少怒られようが違和感を覚えようがお父さんとお母さんを慕うし、幼い頃は特に、なんとか両親に好かれていようとします。

みなさんも覚えがあるかもしれませんし、子育てを経験している方はなおさらよく身に染みるのではないでしょうか。

だからこそ、そんな本能レベルに近い「親への好意」を超えて「親から離れたい」と思うなら、それはもうかなりヤバい親じゃないかというのが私の考えです。
小動物が、危険察知の本能を捨ててライオンの目の前で仰向けになって寝るくらいありえないことなんじゃないかと…笑

もちろん、思春期や反抗期など、お父さんやお母さんがキライになる時期は誰にでもあるでしょう。
でも、「マジで親から離れたい!むしろもう消えてくれ!限界!本気で絶縁を考えている!」なんて子は少ないんじゃないでしょうか。

結局のところ、ハラスメントと同じで、「自分の親が毒親かどうか」なんて子どもの気持ちしだいで決めていいんじゃないかと思います。

もちろん、「ちょっとでも親とイヤなことがあったら、気分しだいで好き放題毒親だって決めつけちゃえ!」という意味ではありません。
子どもは「親がつらい」という自分の気持ちを尊重し、その気持ちを基準に、自分の親が毒親なのかどうか考えればいいという意味です。

そもそも「毒親とは何か」を定義する意味はない

子どもが「心から離れたい」と思う親は毒親、というのが私の見解です。

でも、こんな記事を書いておいてなんですが、そもそも私は「毒親とはなにか」なんてカタ苦しく決める必要はないと思っています。

なぜなら、親が毒親かどうかにこだわりすぎると、「毒親」という称号が「親から離れていい」「親を悪く思っていい」「親が悪くて私は悪くない」と思うための許可証になってしまいがちだからです。

本来なら、親が毒親かどうかにかかわらず、親をキライになってもいいし、親との関係が苦痛なら子どもの判断で離れていいからはずです。そんなのあたりまえです。
人をキライになること、プライベートで距離を置くこと、そんなことに許可証なんていらないはずですから。

別に「毒親判定士」とかそんな職業や資格があるわけでもないし、誰があなたの親のことを「立派な親」「いい親」と言おうと、あなたが「毒親から離れたい」と思ったら自由に離れていいんです。

もちろん、「自分の親は毒親だったんだ…」と確信することで前向きに行動できたり、毒親に関する情報を思いきり調べられたりするのはいいことです。
でも、「毒親とは〇〇だ」という定義を、「自分は親と離れてもいいのか」の判断材料にする必要はありません

毒親とは…?毒親の行動の具体例が知りたい!

ここまで「毒親とは」というテーマで私の考えをお話してきましたが、

  • 毒親とは何なのか、もっとくわしく知っておきたい
  • 毒親がとる行動の具体例を知りたい

という方は、以下の記事も参考にしてください。

まとめ:毒親とは「子供に悪影響を与える」「離れたくなる親」

  • 一般的に、毒親とは「子供の人生を支配し、悪影響を与える親」
  • 個人的に、毒親とは「子供が心から離れたくなる親」

苦痛を感じる相手から離れる権利があるのはあたりまえのことなのに、「今まで育ててくれた毒親から離れる罪悪感」「毒親への恐怖」「親を大切にする世間の価値観」などのせいで、毒親から逃げてもいいことに気づけず苦しんでしまう。
苦しんでいると、ますます逃げ道があることに気づけなくなる。

そういう負のスパイラルにハマり、どんどん毒親のことで苦しみ追いつめられてしまう方はとても多いです(私もその1人でした)。

それなのに現状では、毒親へのグチや毒親家庭の体験談をつづった本や記事はたくさん世の中に出ているものの、毒親からどうやって離れればいいのか、具体的なノウハウを示したものはとても少ないです。

そんな不満から私が作ったのが、「毒親脱出メール講座」というメルマガサービスです。

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