毒親から絶縁してみて得たものと失ったもの

絶縁絶縁
ちょっとしたつぶやき
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お久しぶりです。Annaです。
ご近所の桜が1本だけ遅咲きしていて嬉しいです。長く鑑賞できるので。

「いい加減毒親との関係を切りたいけど、やっぱり決心がつかない」
「毒親と絶縁したいけど、今後どうなってしまうのか不安」

「毒親と絶縁する」という大きな決断をしようとしている方にとって、不安や悩みは尽きないのではないでしょうか。
毒親との絶縁はとても勇気がいることで、簡単にできることでもありません。

しかし、長いこと毒親との関係を続けてきた私ですが、この前ついに毒親との接触を断ち切ったので、今回は毒親との絶縁で得たものと失ったものについて、どの記事よりも率直に書いていこうと思います。

実際に毒親と絶縁したら何が起きるのか、ある程度未来のことについて予想しておきたい方は、ぜひ当記事をご覧いただけると幸いです。

毒親と絶縁したきっかけ

後々絶縁のいきさつについてレポートを書こうかなと思っているのでここでは詳しく書きませんが、私が絶縁を決意した理由をカンタンにいうと、

  • 我慢の限界が来たから
  • このままでは、私が今感じている苦しみが永遠に続くと思ったから

です。
ものすごくシンプルな理由です。笑

私のプロフィールにより詳しいことが書いてあるので、興味があれば下記のリンクから読んでください。

つまり、毒親の人格否定や人生観の押しつけに我慢できず、毒親から受けた悪影響をなくしていきたいと思ったのです。
ちなみに、毒親が子供の人生にどんな悪影響をおよぼすかは以下の記事に書かれています。

ほかにも、どうやって毒親から絶縁したのか、毒親と絶縁するにあたってどんな苦労があったのかは別のレポートで書く予定です。

この記事では、毒親と実際に絶縁してみてどんなよいことがあったのか、何か失うものはあったのかについて触れます。

毒親と絶縁して失ったもの

後で「失ったもの」について書くと読み返したときにテンションが下がると思ったので(笑)、まずは、毒親との絶縁で失ったものから書きます。

毒親との絶縁で私が失ったのは、以下の6つです。

  • どうしても困ったときに頼れる両親
  • 親を大切にする人からの信頼
  • 連帯保証人
  • 親の遺産
  • 実家
  • 故郷

1つ1つ詳しく触れていきます。

【絶縁で失ったもの:1】どうしても困ったときに頼れる両親

お恥ずかしながら正直に言ってしまいますが、私は決して収入の多いほうではありません
家族を養う余裕などないくらいの収入で、同居している妹の収入と合算してなんとか暮らしています。

そのような金銭的に余裕のない状況なので、もし私か妹のどちらかが大きな病気になったりしたら、あっというまに家計はピンチです。
仕事もまず休むことなんてできません。

普通であれば、もしどうしても家計が回っていかなくなれば、頭を下げて両親にお金を工面してもらうということもできるでしょう。
しかし、毒親と絶縁した私には、親に頭を下げてお金を借りるという選択肢は金輪際ありません

もし、病やケガなどで死の窮地に陥ったとしても、私は両親からは絶対にお金を借りません。
そもそも、絶縁した手前、両親がお金を貸してくれるわけがありません。

経済的に余裕がある方であればお金の点は問題ないかもしれませんが、貯金も少なくあまりお金がない状態では、多少なりとも不安になってしまうかもしれません。

ただ、私はそれでも、絶縁したことに今は後悔していません。
なぜなら、後ほど紹介しますが、絶縁したメリットのほうが大きいからです。

【絶縁で失ったもの:2】親を大切にする人からの信頼

これはわりとどうでもよいデメリットなのですが、「親を大切にしよう!」と考えて疑わない方からの信頼は失います

別に、毒親と絶縁したことをわざわざ他人に言わなくてもよいのですが、「両親はどうしたの?」「両親に会わせて」と言われる場面では困るかもしれません。

特に、おつき合いしている彼氏・彼女が心から親を大切する方だった場合、価値観のズレで関係がこじれてしまう危険性は否定できません

最悪、毒親の悪質さを理解してもらえないまま、

「親を大切にしない人とはつき合えない」
「厄介な親がいるなら結婚はムリ」

とフラれてしまうこともあるでしょう。

私としては、「自分の価値観や決断を尊重してくれる人とおつき合いすればいいじゃん!」と思うのですが…。
今交際中の相手がいる方は、一応、絶縁がきっかけで相手との関係が変わってしまう可能性があることも念頭に入れておいたほうがよいと思います。

【絶縁で失ったもの:3】連帯保証人

急に具体的で現実的な話になってすみません。笑

賃貸にお住まいの方で、結婚していないのであれば、連帯保証人を親にしている方も多いのではないかと思います。
私もまさにそうだったのですが、連帯保証人を継続できない場合は、やはり引っ越すしかないです。

引っ越し先は、保証会社を使えるところにすれば、連帯保証人がいなくても大丈夫です。
ただ、収入に問題がある場合は保証会社の審査に通らないこともあるので、1月分の家賃が月収の1/3に収まるところを選ぶと通りやすくなります。

ただ、引っ越しなど、環境が変わるときはストレスも大きくなるので要注意です。
絶縁と同時に引っ越そうとするとかなり精神的な負担がかかるので、引っ越すのであれば、毒親に絶縁宣言する前か、落ち着いた後にするとよいでしょう。

【絶縁で失ったもの:4】遺産

立て続けにとんでもないお話をしてすみません。笑
でも、こんな話をできるのは、絶縁したことがある毒親育ちしかいないと思うので書きます。

現実的な話、両親の遺産をもらえるだけもらうのはあきらめたほうがよいです。
そもそも、絶縁した両親の遺産なんて欲しくないですよね。笑

ただ、絶縁していても両親が亡くなったときは相続が発生するので、相続遺産はまったく0というわけではありません。
たとえ、両親が遺言状などで「あの親知らずなガキなんぞに遺産は1円もやらん!」と書いていても、法律では、実の子が最低でももらえる遺産の金額(遺留分といいます)が決まっています。

詳しいことを書くと脱線するので各自調べてみてほしいのですが、もともと遺留分という制度は、「愛人の子だけに遺産をあげて実の子にはあげない!」などのようなトラブルを防ぐためにできたシステムみたいです。

逆に、両親が負債まみれの場合は、相続遺棄の手続きをしないと、親の負債が子供に受け継がれてしまう可能性があります。
今の日本の法律では親と正式に縁を切ることはできないので、事実上絶縁していても、遺産相続での親子関係を切ることはできません。

もちろん、親の遺産に負債がなくても相続遺棄することは可能なので安心してください。

【絶縁で失ったもの:5】実家

当たり前ですが、絶縁した後は実家に帰りづらいです。

もちろん帰ってもよいのですが、親によっては、カギを変えるなどして物理的に子供が実家に入れないようにしたりする場合もあると思います。

どうしても実家に取りに行きたいものがあるのであれば、絶縁する前に取りに行くといいです。
ただ、私としては、「1年以上使わなかったもの=いらないもの」だと思うので、1年以上実家に放置していたものはあきらめるのも1つの手だとは思います。

【絶縁で失ったもの:6】故郷

実家にも帰りづらいということは、故郷にも帰りづらいということです。

故郷には昔の知り合いもいっぱいいるでしょうし、もしかしたら、毒親が周りの人に「子供が裏切った」「子供の頭がおかしくなった」などと話しているかもしれませんので。

気にしないのであれば別に帰っても問題ありませんが、あまりいい思いはしないでしょう。
私は故郷に特別な思い入れはないので別にかまわなかったのですが、幼い頃の大切な場所や思い出などを大事にしたい方は、一応「故郷に行きづらい」ということを頭に入れておいてください。

毒親と絶縁して得たもの

毒親からの自由

毒親と絶縁して得たものは、みなさんのご想像どおりだと思います。

  • 毒親からの自由
  • 毒親から攻撃されない日々
  • 毒親に恐怖しない日々
  • 自立力

「失ったものより数が少ないじゃん!」と思ったかもしれませんが、数ではなく質の問題です。
ここでは4つしか書いていませんが、私にとってこの4つのメリットは、経済的な不安や恐怖を乗り切ってまでしてつかもうと思えるくらいには魅力的でした。

あと、毒親から結婚を反対されている方であれば、好きな相手と自由に結婚できる環境も手に入るのではないかと思います。

今、「毒親と離れたらこんな風に楽になるのに!」と思っているものは、たいてい手に入ると思います。

【絶縁で得たもの:1】毒親からの自由

これは言うまでもありませんね。
「毒親からの自由」というとボンヤリしていますが、具体的にはこういう感じです。

  • 仕事を好きに選べる自由
  • 住むところライフスタイルを選べる自由
  • 毒親に予定を縛られない自由
  • やりたいことをやれる自由
  • 一緒にいたい人といられる自由
  • 結婚相手を好きに選べる自由
  • 価値観考え方を好きにしていい自由

などなど、並べるとキリがありません。

普通なら、順調に大人になれば誰しもが持っているはずの自由です。
しかし毒親は、いくら子供が自立しようが大物になろうが、上記のような自由を認めてはくれません。

また、日本のたいていの家族が一堂に会する年末年始やお盆なども、実家に帰らず好きなところで過ごせるようになります。
私も、毎年毎年、帰りたくもない実家から「お盆に1度来て」という連絡が来るのがイヤでイヤでしかたがなかったので…笑

【絶縁で得たもの:2】毒親から攻撃されない日々

うまく毒親をあしらって絶縁に成功すれば、毒親から攻撃されることはほとんどなくなります
また、万が一毒親から攻撃されたとしても、一切動じなくなります。
これは私の経験談です。

なぜなら、絶縁すると心に決めて態度に表せば、「もう子供に攻撃してもムダだ」と毒親が学習するからです。

そして、「毒親の攻撃が下火になった」という経験をすると、もう他人からの攻撃にも動じにくくなります。
人を攻撃する人間のパターンと対処法が見えてくるからです。

また、今、幼少期に積み上げ損ねた自己肯定感やセルフイメージを上げていこうと一生懸命努力している毒親育ちもいますよね。私もそのうちの1人です。
その努力の効果をさらに上げるためには、「毒親から攻撃されることがない」という土台がなくてはなりません。

どんなに頑張って自分の価値に気づこうと自己啓発しても、毒親と関わりあうかぎり、必死に積み上げてきた自己肯定感を毒親から一瞬で無残に壊されてしまうこともあります。
自己肯定感の低さでつらい思いをしているなら、毒親との関係はスッパリと絶っておくに越したことはありません。

【絶縁で得たもの:3】毒親に恐怖しない日々

もう、毒親の顔・声・職業・思い出・似ている人などに対して反射レベルで恐怖してしまうという毒親育ちは多いと思います。
しかし、毒親と絶縁すれば、毒親にまつわるものに対する恐怖心はだんだんと薄れていきます

私も、スマホに着信があれば「誰?親…!?」と思ってバイブが鳴っただけで心臓がしめつけられますし、他人が他人に怒鳴っているのを聞くだけで、両親のヒステリーや怒号を思い出して全身の冷や汗と涙があふれてきます。
おまけに、「どこに行ったってそういう人(毒親みたいな人)はいるよ」と言われると、「ああ、この世のどこに行ってもウチの毒親みたいな人がいるのか…」と絶望し、大げさかもしれませんが、この世から逃げたくなることもあります。

今でもそんな恐怖心は完全に治っていませんが、確実に絶縁前よりも軽減されてラクになっています
「親から連絡が来たからって何?怒鳴られたからって何?」という状態になります。
信じられないかもしれませんが、本当です。

絶縁してしまえば、毒親が何しようと関係なくなるのです。

【絶縁で得たもの:4】自立力

毒親と絶縁できない方の中には、毒親から経済的・精神的に自立できないのが理由だという方もいるでしょう。
私も、お恥ずかしながら、毒親との絶縁には経済的な不安がつきまとっていたタイプでした。

でも、いざ毒親と絶縁してみれば、不思議なくらい自立力が身につきます。

理論的でもなんでもない精神論で恐縮なのですが、毒親から離れることで吹っ切れたり自分に自信がついたりすることで、自分で生きていこうという気力が高まるからだと私は思っています。
一応、理屈を説明するとしたら、絶縁するにあたって経た「自分で人生をつかみとった経験」や、「勇気を出した経験」などが、そのまま自立力につながるのだと私は思います。

毒親と関係があるときは、「カンペキな自分」や「理想(親の理想であることも…)の自分」でなければならないと思い、人生においてもなにかと気負ってしまいます。

有名企業の正社員じゃなきゃ!人気者でいなきゃ!いい人と結婚しなきゃ!出世しなきゃ!モテなきゃ!プライベートも充実してなきゃ!

ちょっと極端ではありますが、こんな風に自分を追い込んでしまいます。
もともと毒親育ちは競争が得意じゃないことが多いのに、小さい頃に自信が育ちきっていないから、ないものを追い求めようと他人と競争してしまうのです。

でも、ハッキリ言います。

年収・容姿・モテ度・地位・生活の充実などなどは、「自慢」にはなっても、永遠に「自信」にはなりません

一時的な自信にはなるかもしれませんが、本当に自信になるわけではないので、自分より上の人を見ると一瞬で自信をなくします。
本当に自信になるのは、今の年収を築き上げてきた努力だったり、モテるために自分を磨いてきた経験だったりします。

しかし、毒親は結果ばかり求め、子供の努力の過程を評価してくれません。
その努力が結果につながればまだしも、結果が出ていないなら、努力していたことすら「なかったこと」にされてしまいます。

毒親と離れると、成功・失敗にかかわらず、努力や経験こそが自信になると理解できます。
「毒親と絶縁するために頑張った」「恐ろしい毒親と決別し、自分で人生をつかみとった」という経験が自信につながるとハッキリ実感できるからです。

いったん毒親との距離を置くと、理想やカンペキとはかけ離れた自分の現状に絶望してしまうかもしれません。
でも、その先には、「自分で自分の人生をつかみとる」という、普通の方ならなかなかできない経験が待っています。絶対的な自信にもなります。

まとめ:毒親に妨げられていたものはすべて絶縁で手に入る

毒親と離れると、遺産、実家、故郷など、物理的なメリットを失うこともあります。

しかし、心のうえで失うものはほとんどない、それどころか得るものはたくさんあり、普通に生きていればなかなか得られない経験や自信もつかみとることができます
親がいないことによる天涯孤独感や経済的な不安も、自立力が身につくのでだんだんと怖くなくなります。

毒親育ちが自信を取り戻すのにもっとも重要かつ最短なのは、毒親との絶縁だと私は思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人
Anna

毒親育ちで在宅WebライターのAnnaです。

いわゆる「パワハラ上司」のような祖父母・両親のもとで育ち、大人になっても人間関係をうまく築くことができず、抑うつ・無職などを経験しました。

今は、毒親との絶縁に成功し、バイトしながら在宅でWebライターとして穏やかに暮らしています。

「甘え」、「親不孝」など毒親育ちに対する世間の厳しい言葉をとりあえず置いておいて、100%毒親育ちサイドに立って発信していきます。

詳しいプロフィールはこちら

【Webライティングの実績】
・通算500件以上の記事を執筆
・大手生命保険メディア様にて多数記事掲載
・Fintech系サイト様にて記事を1カテゴリー全執筆
・「サグーワークス」様の合格率1%「プラチナライターテスト」に一発合格
・「Lancers」様にて、Webライティング開始後1か月で「認定ランサー」の資格を取得

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