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毒親から絶縁してみて得たものと失ったもの

 



 

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いいかげん毒親との関係を切りたいけど、やっぱり決心がつかない…。

毒親と絶縁したいけど、今後どうなってしまうのか不安…。

上記のような方のための記事です。

「毒親と絶縁する」という大きな決断をしようとしている方にとって、不安や悩みはつきませんよね。
毒親との絶縁はとても勇気がいることで、そうカンタンにできることでもありません。

しかし、長いこと毒親との関係をつづけてきた私ですが、この前ついに毒親との接触を断ち切りました。
そのため今回は、毒親との絶縁で得たものと失ったものについて、どの記事よりも率直に書いていこうと思います。

実際に毒親と絶縁したらどうなるのか、ある程度未来のことについて予想しておきたい方はぜひご覧いただけると幸いです。

▼ 絶縁のことで悩んでいるときの解決法を書いたページはこちらです。

毒親と絶縁したきっかけ

絶縁

私が絶縁を決意した理由をカンタンにいうと、

  • ガマンの限界が来たから
  • このままでは、私が今感じている苦しみが永遠につづくと思ったから

です。ものすごくシンプルな理由です。笑
私のプロフィールにより詳しいことが書いてあるので、ご興味があれば下記のリンクから後ほどご覧ください。

毒親の人格否定や人生観の押しつけにガマンできず、毒親から受けた悪影響をなくしていきたいと思ったのです。

▼ ちなみに、毒親が子供の人生にどんな悪影響をおよぼすかは以下の記事に書かれています。

この記事では、毒親と実際に絶縁してみてどんなよいことがあったのか、何か失うものはあったのかについて触れます。

毒親と絶縁して失ったもの

まずは、毒親との絶縁で失ったものから書きます。
毒親との絶縁で私が失ったのは、以下の5つです。

  • どうしても困ったときに頼れる両親
  • 親を大切にする人からの信頼
  • 連帯保証人
  • 親の遺産
  • 実家・故郷

1つ1つ詳しく触れていきます。

【絶縁で失ったもの:1】どうしても困ったときに頼れる両親

どんな人でも、ある日突然仕事ができなくなって生活に困ってしまう可能性はありますよね。

普通であれば、もしどうしても家計が回っていかなくなれば、頭を下げて両親にお金を工面してもらうこともできるでしょう。
しかし、毒親と絶縁した場合、親に頭を下げてお金を借りるという選択肢は金輪際ありません

もし、病やケガなどで死の窮地におちいったとしても、私は両親から絶対にお金を借りませんし、そもそも絶縁した手前、両親がお金を貸してくれるわけがありません。

経済的に余裕がある方であればお金の点は問題ないかもしれませんが、貯金も少なくあまりお金がない状態では、多少なりとも不安になってしまうかもしれません。
正直に言うと私もけっして貯金が多いほうではないと思いますし、もちろん今後仕事ができなくなる可能性だってあるので、不安がゼロだといえばウソになります。

ただ、私はそれでも、絶縁したことをまったく後悔していません。
後ほど紹介しますが、絶縁したメリットのほうが圧倒的に大きいからです。

【絶縁で失ったもの:2】親を大切にする人からの信頼

これは、人によってはわりとどうでもよいデメリットなのですが、「親を大切にしよう!」と考えて疑わない方からの信頼は失います

別に毒親と絶縁したことをわざわざ他人に言わなくてもよいのですが、「両親はどうしてるの?」「両親に会わせて」と言われる場面では困るかもしれません。

特に、おつき合いしている彼氏や彼女が心から親を大切する方だった場合、価値観のズレで関係がこじれてしまう危険性は否定できません
最悪、毒親の悪質さを理解してもらえないまま、

親を大切にしない人とはつき合えない。

厄介な親がいるなら、結婚はムリ。

とフラれてしまうこともあるでしょう。

今交際中の相手がいる方は、一応、絶縁がきっかけで相手との関係が変わってしまう可能性があることも念頭に入れておいたほうがよいと思います。

【絶縁で失ったもの:3】連帯保証人

急に具体的で現実的な話になってすみません。笑

賃貸にお住まいの方なら、連帯保証人を親にしている方も多いのではないかと思います。
私もまさにそうだったのですが、連帯保証人を継続できない場合は、やはり引っ越すしかないです。

引っ越し先は、保証会社を使えるところにすれば連帯保証人がいなくても大丈夫です。
ただし、保証会社があっても連帯保証人を設定しなければならないこともあるので、そこはよく不動産屋さんに確認してください。

ちなみに、あまりに収入と家賃が見合わない物件を選ぶと保証会社の審査に通らないこともあります。
そのときは、1か月分の家賃が月収の1/3におさまるところを選ぶと通りやすくなります。

ただ、引っ越しなどで環境が変わるときはストレスも大きくなるので要注意です。
絶縁と同時に引っ越そうとするとかなり精神的な負担がかかるので、引っ越すのであれば、毒親に絶縁宣言する前にこっそりしておくとよいでしょう。

【絶縁で失ったもの:4】遺産

立て続けにとんでもないお話をしてすみません。笑
でも、こんな話をできるのは絶縁したことがある毒親育ちしかいないと思うので書きます。

今の日本の法律では親と正式に縁を切ることはできないので、事実上絶縁していても、遺産相続上の親子関係を切ることはできません。
そのため、両親が亡くなったときは必ず相続が発生するので、絶縁していても相続遺産はまったくのゼロというわけではありません。

たとえ両親が「あの親知らずなガキなんぞに遺産は1円もやらん!」と遺言を残していても、法律では、実の子が最低でももらえる遺産の金額(遺留分といいます)が決まっています。
詳しいことを書くと脱線するので各自調べてみてほしいのですが、もともと遺留分という制度は、「愛人の子だけに遺産をあげて実の子にはあげない!」などのようなトラブルを防ぐためにできたシステムみたいです。

両親が負債まみれだった場合は、相続遺棄の手続きをしないと、親の負債が子供に受けつがれてしまう可能性があります。
もちろん、親の遺産に負債がなくても相続遺棄することは可能なので安心してください。

【絶縁で失ったもの:5】実家・故郷

当たり前ですが、絶縁した後は実家に帰りづらくなる可能性が高いです。

もちろん好きなように帰ってもいいのですが、親によっては、カギを交換して物理的に子供が実家に入れないようにする場合もあると思います。

どうしても実家から持ち出しておきたいものがあるなら、絶縁する前に持ち出せば確実です。
ただ、私としては、「1年以上使わなかったもの=いらないもの」だと思うので、1年以上実家で放置していたものはあきらめるのも1つの手だとは思います。

また、実家にも帰りづらいということは、故郷にも帰りづらいということです。
故郷には昔の知り合いもいっぱいいるでしょうし、もしかしたら、毒親が周囲の人に

子供が裏切った!
一生懸命育ててやったのに、恩を仇で返したんだよ!

ウチの子、頭がおかしくなったの。

なんて話しているかもしれませんので。

気にしないのであれば別に帰っても問題ありませんが、あまりいい思いはしないかもしれません。

私は故郷に特別な思い入れはないので別にかまわなかったのですが、幼い頃の大切な場所や思い出などを大事にしたい方は一応頭に入れておいてください。

毒親と絶縁して得たもの

毒親からの自由

毒親と絶縁して得たものは、みなさんのご想像どおりだと思います。

  • 毒親からの自由
  • 毒親から攻撃されない日々
  • 毒親に恐怖しない日々
  • 自立力

「失ったものより数が少ないじゃん!」と思ったかもしれませんが、数ではなく質の問題です。
ここでは星の数ほどあるメリットのうちの4つしか抜粋していませんが、私にとってこの4つのメリットは、経済的な不安や恐怖を乗り切ってまでつかもうと思えるくらいには魅力的でした。

上記のメリットに加え、毒親から結婚を反対されている方であれば、好きな相手と自由に結婚できる環境も手に入るのではないかと思います。

今、「毒親と離れたらこんなふうにラクになるのに!」と思っているものは、たいてい手に入ると思います。

【絶縁で得たもの:1】毒親からの自由

これは言うまでもありませんね。
「毒親からの自由」というとボンヤリしていますが、具体的にはこういう感じです。

  • 仕事を好きに選べる自由
  • 住むところライフスタイルを選べる自由
  • 好きなように予定を立てる自由
  • やりたいことをやれる自由
  • 一緒にいたい人といられる自由
  • 結婚相手を好きに選べる自由
  • 価値観考え方を好きにしていい自由

などなど、並べるとキリがありません。

普通なら、順調に大人になれば誰しもが持っているはずの自由です。
しかし毒親は、いくら子供が自立しようが大物になろうが、上記のような自由を認めてはくれません。

また、日本のたいていの家族が一堂に会する年末年始やお盆なども、実家に帰らず好きなところで過ごせるようになります。
私も、毎年毎年、帰りたくもない実家から「来い」と命令されるのがイヤでイヤでしかたがなかったので…笑

【絶縁で得たもの:2】毒親から攻撃されない日々

うまく毒親をあしらって絶縁に成功すれば、毒親から攻撃されることはほとんどなくなります
また、万が一毒親から攻撃されたとしても一切動じなくなります。これは私の経験談です。

なぜなら、絶縁すると心に決めて態度に表せば、「もう子供に攻撃してもムダだ」と毒親が学習するからです。

そして、「毒親の攻撃が下火になった」という体験があると、他人からの攻撃にも動じにくくなります。
他人を攻撃する人間のパターンと対処法が見えてくるからです。

また、今、幼少期に積み上げられなかった自己肯定感やセルフイメージを上げていこうと一生懸命努力している毒親育ちもいますよね。
その努力の効果をさらに上げるためには、「毒親から攻撃されることがない」という土台がなくてはなりません。

どんなにがんばって自分の価値に気づこうと自己啓発しても、毒親と関わりあう限り、必死に積み上げてきた自己肯定感を毒親から一瞬で無残に壊されてしまうこともあります。
自己肯定感の低さでつらい思いをしているなら、毒親との関係はスッパリと絶っておくに越したことはありません。

【絶縁で得たもの:3】毒親に恐怖しない日々

もう、毒親の顔・声・職業・思い出・似ている人などにたいして脊髄反射レベルで恐怖してしまうという毒親育ちは多いと思います。
しかし、毒親と絶縁すれば、毒親にまつわるものへの恐怖心はだんだんと薄れていきます

私も、スマホに着信があれば、バイブが鳴っただけで「親からか…!?」と心臓がしめつけられていました。
他にも、他人が他人に怒鳴っているのを聞くだけで両親のヒステリーや怒号を思い出し、全身の冷や汗と涙があふれてくることもあります。

今でもそんな恐怖心は完全に治っていませんが、確実に絶縁前よりも軽減されてラクになっています

親から連絡が来たからって何?
怒鳴られたからって何?

という状態になります。
信じられないかもしれませんが、本当です。

絶縁してしまえば、毒親が何をしようと、毒親に似ているものがあろうとなかろうと関係なくなるのです。

【絶縁で得たもの:4】自立力

毒親と絶縁できない方の中には、毒親から経済的・精神的に自立できないのが理由だという方もいるでしょう。
私も、お恥ずかしながら、毒親との絶縁には経済的な不安がつきまとっていたタイプでした。

でも、いざ毒親と絶縁してみれば、フシギなくらい自立力が身につきます。
毒親から離れることでふっ切れたり自分に自信がついたりすることで、自分で生きていこうという気力が高まるからだと私は思っています。

一応理屈も説明するとしたら、絶縁するにあたって経た「自分で人生をつかみとった経験」や「勇気を出した経験」などが、そのまま自立力につながるのだと私は思います。

毒親から離れることでより自立する意欲や自信がわいてくるので、経済的・精神的な問題は意外とそこまで心配はいらないと思います(もちろん保証はできませんが)。

少なくとも、毒親と一緒にいつづけるよりは確実に自立力が身につきます
自分が自立できるかどうか心配しているのなら、むしろ少しでも自立できる可能性を上げるために毒親から離れてしまうのがオススメです。

▼ 絶縁するときの自立については、以下の記事でも解説しています。

まとめ:毒親に妨げられていたものはすべて絶縁で手に入る

毒親と離れると、遺産・実家・故郷など、物理的なメリットを失うこともあります。

しかし、心のうえで失うものはほとんどありません。
それどころか得るものはたくさんあり、普通に生きていればなかなか得られない経験や自信もつかみとることができます

親がいないことによる天涯孤独感や経済的な不安も、自立力が身につくのでだんだんと怖くなくなります。

毒親育ちが自信を取り戻すのにもっとも重要かつ最短なのは、毒親との絶縁だと私は思います。

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コメント

  1. こんにちは。私は母との音信不通が、今年で9年目です。
    自然消滅というか…母の誕生日に花束を配送で送ったものの受取り拒否をされ、いっそのこと、こちらからの接触をすべてやめてみたら早いもので9年目…という感じです。

    私が11歳のときに家事も育児も放棄した母です(そのせいで、父は出ていきました)。東日本大震災のときも、津波で市の全域で都市ガスが止まりましたが、隣の区のオール電化住宅に住む母は「お風呂に入れなくて大変でしょう〜☆」と言って私を助けることはありませんでした。
    1年半ほど、長期的に一緒にカウンセリングにも通いましたが、「人間のお母さんができなかったから、こんどは猫ちゃんワンちゃんのお母さんやるの〜☆」と言い放ったひと言が忘れられません。発達障害とかADHDとか…母はそういうタイプの人なんだろうと感じました。

    私はつい先日まで特別養護老人ホーム(特養)で働いていましたが、入居者さまの中には「実の娘との音信不通が十数年」とか「息子が行方不明」とか「生活保護を受給しながら入居中」などのような人達も見受けられます。…というか、世間の風潮的に、そういう方々が今後さらに増えていくのではないかな、とも感じます。
    どうやら、受けとっている年金額と預貯金額に応じて、施設に支払う料金が減額される、というシステムも存在するようです。老いた親の介護のために子どもが身を削って耐えなければいけない…という話は少しずつ過去のものになってきているのかもしれません。

    …だからといって、音信不通9年目の私がいま親から解放されて自由で幸せか、というと、案外そうでもなかったりします。母のことは忘れられず気がかりですが、でも連絡するつもりはないです。人間関係が形成されるのも、壊れるのも、お互いの「(潜在意識下の)同意によって」成り立っている…と私は信じています。だから、私は「母が自分の人生を自由に歩む」のを尊重したいと思っていますし、死んだときは、後片付けくらいはしてあげられるかもしれません。でも、お墓の維持・管理は無理なのでさっさと墓じまいをするつもりですけど…(汗)。
    別々の道を歩んでも、相手の幸せを願えられたら、まあそれでいいんじゃないかな…というのが現在のところの心境です。
    長文・駄文、大変失礼いたしました。

  2. このような感情論ではなく、親と絶縁するために追跡や捜索されたりされないためにどうしましたか?親元を離れたいですが、親は意地でも見つけてくると思います。法的にそのような行為を強制的に辞めさせたいと思っています。どんなとこが起ころうと二度と親には頼りません。

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